知床の安全DX推進
2026-07-17 12:54:51

知床で観光の安全を支える「DX推進事業」始動!

知床で観光の安全性を向上させる「DX推進事業」始動



2026年7月14日、世界自然遺産として名高い知床において、観光客の安全を確保するための新しい取り組みが開始されました。INCLUSIVE Holdings株式会社と斜里町、AUTHENTIC JAPAN株式会社の3者が連携し、観光安全DX化推進事業を立ち上げる運びとなりました。この事業は、総務省が認可した令和6年度の地域社会DX推進事業の一環として実施されます。

事業開始式の概要


事業開始式は、斜里町役場の大会議室で行われ、斜里町の町長、北海道総合通信局の局長、INCLUSIVE Holdings株式会社の代表取締役社長が出席しました。式典では、来賓の挨拶があり、その後各社の事業概要が説明されました。

知床の観光と安全確保


知床は多くの観光客を惹きつける名所ですが、その一方でヒグマが生息する地域でもあります。過去にはヒグマによる事故も発生し、登山口の閉鎖を余儀なくされる事態もありました。これにより、観光客の安全確保が地域にとって重要な課題として浮上しています。新型DX推進事業は、その課題に応える形で位置情報サービスを利用し、安全確保を進めます。

LPWA通信網の導入


このプロジェクトでは、LPWA (Low Power Wide Area Network) の通信網を導入し、知床半島の主要な観光エリアで活用します。この通信網は、従来の携帯電話通信環境に左右されず、登山や自然散策、観光船を利用する際の位置情報をリアルタイムで把握することが可能です。これにより、万が一の捜索・救助活動を迅速に行うための基盤が整えられます。

また、2026年4月からは知床自然センターなどの拠点で、AUTHENTIC JAPANが提供する「ココヘリ」発信機の貸し出しも開始されます。このサービスは、万が一行方不明になった際に位置を特定し、迅速な捜索をサポートします。

各社の役割


この連携協定に基づくそれぞれの役割は次の通りです。
  • - 斜里町: 地域との調整や連携。
  • - AUTHENTIC JAPAN: 「ココヘリ」等の事業運用。
  • - INCLUSIVE Holdings: 事業全体の管理や衛星データの活用。

今後の展望


今後、INCLUSIVE Holdingsは地域メディアを通じて、知床の安全対策や魅力を広く発信していく計画です。また、人工衛星データを活用し、地域課題解決に向けた取り組みも強化していきます。これにより、「安全で安心して楽しめる知床」のブランド構築に寄与することを目指しています。

AUTHENTIC JAPAN株式会社は、位置情報を利用した山岳捜索サービス「ココヘリ」を運営しており、会員数は17万人以上。迅速に行方を捜索するために特化した技術を持っています。一方、INCLUSIVE Holdings株式会社はデジタルマーケティングや産業効率化に関連する事業を展開し、地域課題への取り組みを行っています。

知床の魅力を守るために


観光客の安全を確保する取り組みは、知床の自然環境を守るためにも不可欠です。これらの新たな施策により、知床が持つ魅力を安全に楽しむことができる未来が期待されます。今後も注目の施策です。


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