高校生が考える共生
2025-03-28 16:36:24

道内外の高校生が集結!ウアイヌコㇿ会議で共生社会の意義を深堀り

道内外の高校生が集結!ウアイヌコㇿ会議で共生社会の意義を深堀り



北海道白老町にあるウポポイで、初の「ウアイヌコㇿ会議」が開催されました。この会議には、全国から14校の高校生が参加し、共生社会の実現に向けた議論を繰り広げました。共生 社会に辿り着くために何ができるのか、彼らの考えがどのように進化したのかをお伝えします。

ウアイヌコㇿ会議とは?


「ウアイヌコㇿ」とはアイヌ語で「尊敬し合う」を意味します。この会議は、ウポポイの「探究学習プログラム」を受講した道内外の高校生が、異なる価値観を持つ人々と共生するための役割を考える機会です。本会議では、参加者が道内外の企業やコミュニティの取り組みを参考にしながら、多様な意見を交わしました。

会議の概要


2025年1月10日から12日まで、3日間にわたって行われたこのイベントは、前日までに行われた事前学習や、会議後のエクスカーションも含まれています。道内の高校生は、道外の高校生にアイヌ文化についてのプレゼンテーションを行い、互いに意見を交換し合いました。 参加者からは「自分の発信力が高まった」といったコメントが寄せられました。

熱いディスカッション


会議の中ヘ、道内の高校生たちは「共生社会」をテーマにしたシンポジウムを開き、自らの体験を通じて共生社会についての考えを発表しました。参加生徒の一人は「自分の行動を変えていきたい」と意気込みを語り、異なる世代や文化の理解が深まったことに感謝を述べました。

また、オーストラリアやハワイからの先住民族教育に関するスピーカーも参加し、招聘した生徒に先住民族との共生に関する視点を共有。道内外の高校生たちは、様々な視点からの意見を聞き、自らの意見をブラッシュアップしていきました。

エクスカーションでの体験


会議翌日の12日には、参加者たちは農業シミュレーションゲーム「AGRI QUEST」を通じてチーム力を高めました。参加者は、共同作業を通じて信頼関係を築き、ウィンタースポーツにも挑戦し、貴重な経験を得ることができました。

参加者の声


多くの高校生からは、道外の生徒との交流が新鮮で、意見交換を通じて成長できたという意見が寄せられました。「地域や文化を超えた意見交換ができたことで、自分の視野が広がった」という声もあり、効果的な学びの場となったことが分かります。

参加教員も、本会議を通じて生徒たちが互いの文化を理解し合うことができなかったことが新たな収穫であったと話されています。彼らの成長を直接見ることができ、意味のある経験ができたと、喜びを伝えました。

ウポポイについて


ウポポイは、アイヌ文化の復興・創造をベースにした施設で、訪れる人々が五感を通じてアイヌ文化に触れることができます。未来の共生社会を考える上での基石を作るこのような取り組みは、非常に重要です。今後もウポポイでは、様々なプログラムを通して若い世代へ学びの機会を提供していくことでしょう。

【ウポポイ公式ウェブサイト】
ウポポイ公式サイト

道内外の高校生たちが共生社会に向けた意義を深く考える田がる「ウアイヌコㇿ会議」の成功は、彼らの未来の可能性を広げる契機となったことでしょう。


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