北海道から世界へ発信!BEFORE VINTAGE FURNITUREがミラノサローネに出展
一つひとつの家具に込められた情熱と職人技を体験できるBEFORE VINTAGE FURNITUREが、2025年4月に行われるミラノサローネミラノデザインウィークに出展します。このブランドは、2023年に設立されたばかりですが、既に多くの注目を集めています。その魅力は何でしょうか?
ブランドの理念
BEFORE VINTAGE FURNITUREは、未来にてヴィンテージとしての価値を持つ、耐久性に優れた家具を作ることを目指しています。北の大地、北海道のオホーツク地方で育まれた家具は、木材市場で「価値がない」とされる流れ材を活用し、美しさを追求しています。これにより、美しいデザインの家具が環境を大切にしながらも、長く使える品質を保持しているのが特長です。
木材へのこだわり
家具制作に使用されるのは、市場において流れた木材です。一般には廃棄されがちな質の高い木材を仕入れ、丁寧に加工することで、地元の資源を最大限に活かしています。それにより、持続可能な方法で高品質な製品を提供できるのです。
デザインの追求
BEFORE VINTAGE FURNITUREの家具は、昔ながらのシンプルなデザインが特徴です。斬新ではないかもしれませんが、どこか懐かしさを感じさせます。それは、今の時代には作られない独特な佇まいによってアイデンティティを持っています。このデザインは、時を越えて愛されると信じています。
職人の技
家具作りには、熟練した職人の技が不可欠です。木材の特性を理解し、工夫を凝らして仕上げることで、耐久性を確保するだけでなく、美しさも引き出されます。市場に流通する大量生産品にはない、職人が一つひとつの素材に思いを込めて制作することが、BEFORE VINTAGE FURNITUREの自負でもあります。
ミラノサローネ2025への出展作品
「#21 Chair」「#41 Bench」「#77 Lounge Chair(One armrest/R)」など、合計25点の家具が出品されます。各アイテムにはナンバーが付与されており、同じモデルであっても使用する木材の個性によって唯一無二の存在となります。
環境に優しい買取制度
さらに、各家具に記録される情報は多岐にわたり、将来的に不要となった際にはBEFORE VINTAGE FURNITUREが買取を行います。査定の際には、希少性や経過年数に基づいて、高い価値を提示できる可能性もあります。まるでヴィンテージワインのように、価値が高まっていく楽しみを提供しています。
100年後の価値を見据えて
100年後には、それぞれのナンバー付けされた家具がどれほどの価値を持つのか。BEFORE VINTAGE FURNITUREは、この未来にワクワクしています。そして、この理念をメゾン・エ・オブジェを通じて、世界に発信していく予定です。
開催概要
ミラノサローネ開催場所: Via San Fermo 7, Milan, Italy
会期: 2025年4月8日〜13日
皆さんもぜひ、この機会に北海道の家具ブランドの魅力を体験してみてはいかがでしょうか?