コールセンターの新人離職問題解決に向けた新サービス開始

現在、多くのコールセンターが直面しているのが、新人の離職問題です。新たに採用した人材が数か月で辞めることが頻繁に起こり、その度に企業は高額な採用・研修コストを抱え、現場は疲弊してしまいます。この問題は単なる人の意欲や能力の問題ではなく、組織全体の「仕組み」や「文化」に根ざしたものだと考えられています。

この深刻な人材不足に対処するため、WanderinConsulting（ワンダリンコンサルティング）は、新たなサービス「定着率改善」実践プログラムを提供し始めました。このプログラムは従来の一時的な研修に留まらず、実績が期待できる3ヶ月間の伴走型支援を通じて、企業独自の「人が定着する仕組み」を構築していくことを目指します。

「定着率改善」実践プログラムの特長

このプログラムには、主に次のような3つの提供価値があります。

1. 財務的負債の解決
高い離職率がもたらす「財務的負債」を根本から解消し、具体的な採用・研修コストの削減に繋がります。これにより、明確な投資対効果（ROI）を実現します。

2. マネージャーの負担軽減
スーパーバイザーやマネージャーを疲弊から解放し、本来の業務である品質向上や戦略立案に集中できる環境を整えます。

3. 持続可能な「仕組み」の構築
コンサルティング終了後も、自律的に改善を続けられる仕組みを現場に根付かせることで、長期的な持続可能性を実現します。

代表・永久圭一のメッセージ

このプログラム設立の背景には、代表の永久圭一の長年にわたる現場経験があります。「私もコールセンターのSVやセンター長として、多くの優秀な新人を失う現実を目にしてきました。その根源は、個人の能力ではなく、安心して挑戦できない組織の文化や指導体制にあると感じています。」と語る彼の想いは、現場の実態に寄り添った支援に姿勢の表れです。

サービスの詳細

この「定着率改善」実践プログラムは、2025年9月1日から提供が開始されます。対象としているのは、Eコマース業界を中心とした15席から75席規模のコールセンターで、サービスの料金は150万円（税抜）からとなります。詳しい情報はこちらからご確認ください。

WanderinConsultingの理念

WanderinConsultingは、新人の離職コスト削減を目指すコンサルティングサービスです。そして「理想を押し付けるのではなく、実際の現場の状況から逆算して改善する。」という方針を持ち、持続可能な組織作りに向けて支援しています。企業とその従業員の未来をともに照らす存在として、多くの企業の力になりたいと願っています。