Galileo Galileiが野球と共演する新たな応援歌
北海道出身の人気ロックバンドGalileo Galileiが2025シーズンの北海道日本ハムファイターズの応援歌を制作しました。その名も「青陽潮(あおびしお)」。この新曲は、HBCのファイターズ関連番組全コンテンツのテーマ曲に採用され、ファンから熱い期待が寄せられています。
HBCは昨シーズン後半からGalileo Galileiの楽曲「SPIN!」を地上波の野球中継に使用。《ファイターズを全力で応援したい!》というメンバーの熱い想いから、チームのシーズンオフ中に新たな応援ソングを制作したとのこと。2025年3月28日に行われる開幕戦から、この新曲がファイターズ関連の番組を盛り上げる予定です。
曲名に込められた思い
「青陽潮」というタイトルには、ファイターズのチームカラーである“青”と、“大航海”のコンセプトをかけ合わせた意味があります。そして、古くから使われている「醤(ひしお)」という言葉の響きが気に入っている尾崎雄貴(Vo./Gt.)がこの言葉を造語として取り入れました。
楽曲は、アーネスト・ヘミングウェイの小説『老人と海』からインスピレーションを得た内容になっています。野球と音楽を通じ、人が何かを追い求める姿を表現したという尾崎は、主人公“サンチャゴ”に多くの思いを託えたと語りました。曲調はブルーグラスを意識し、メンバーのお気に入りの曲「走れコータロー」からも影響を受けています。
バンドの魅力と歴史
Galileo Galileiは、2007年北海道稚内市で結成されたバンドで、透明感のあるメロディと繊細な歌詞で国内外のファンを魅了しています。2008年にはアニメ『おおきく振りかぶって』のオープニングテーマにもなったデビューシングル「夏空」が話題を呼び、以降も多数のヒット曲をリリース。特に2011年の「青い栞」は大ヒットし、バンドの名を広めました。
2022年には約6年の沈黙を破って再始動し、新メンバーを迎えた体制で活動を再開しました。2023年には7年ぶりのフルアルバム『Bee and The Whales』をリリースし、全国Zeppツアーを成功させました。
今後の活動も目が離せません。2025年には新たな挑戦として、「青陽潮」を──音楽と野球の新しい形を楽しむことができそうです!
最後に
Galileo Galileiが手掛けた「青陽潮」は、単なる応援歌に留まらず、多くの人に感動を与える楽曲となることでしょう。ファイターズとともに躍進する2025シーズンは、音楽とスポーツが交差する特別な年になるに違いありません!