5G通信速度調査
2025-07-31 09:58:25

5G通信速度調査:北海道・東北地方での実測結果を発表

5G通信速度実測調査結果|北海道・東北地方



2025年7月31日、株式会社ICT総研は北海道及び東北地方における5G通信の実測調査結果を公表しました。この調査は、近年の5Gエリアの拡大とともに、地域住民がどのようなネットワーク環境において生活しているのかを明らかにするものです。調査対象はNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルの4社で、合計113地点における通信速度を計測しました。

調査の背景


2020年にスタートした5Gサービスから、すでに5年が経過しました。これまでの取り組みや技術の進歩によって、都市部のみならず地方でも5Gエリアは広がりを見せています。本調査は2025年の7月2日から18日までの間に、蒲田地区における閑散時間帯を利用して実施されました。時には朝夕のラッシュ避ける日程で、計測端末のGoogle Pixel 7aを使用し、インターネット速度テストサイトであるGoogleのサービスを通じて測定が行われました。

速度測定結果


調査結果から見ると、113地点の平均下り通信速度は150.7Mbpsで、最も速かったのはソフトバンクで、215.1Mbpsを記録しました。次いで、NTTドコモが165.8Mbps、au(KDDI)が158.4Mbpsとなり、楽天モバイルは53.5Mbpsでした。都道府県別で見ると、宮城県ではNTTドコモ、山形県ではauがトップの速度を示しましたが、北海道や青森県などではソフトバンクが優位に立ちました。

上り通信速度も紹介


全体の上り通信速度については、ソフトバンクが33.6Mbpsでまたもやトップでした。続いて、auが23.0Mbps、楽天モバイルが19.1Mbpsという結果になりました。ここでは下り通信と比べて、各社間の速度差はやや小さいことがうかがえます。

5G受信の地点比率


113地点の中で、駅ホームにおける5G受信地点の比率は平均54.9%でしたが、駅以外では64.1%と高い結果が得られました。中でも、駅ホームでの受信比率が最も高いのはNTTドコモ(55.1%)で、駅以外ではソフトバンク(85.9%)が独占的な結果を見せました。

レイテンシに関する結果


興味深いのは、通信のレイテンシについてです。全地点の平均レイテンシは21.2ミリ秒である中、楽天モバイルが4.0ミリ秒とトップの結果を示しました。これは他3社の結果を大きく上回る数値で、通信速度こそ他社に劣る楽天モバイルですが、レイテンシにおいては大きなアドバンテージを得た形です。

最速と最遅の地点


下り通信速度の最速は山形県の霞城セントラルで、430.0Mbpsを計測しましたが、最も遅い地点は秋田県の久保田城跡で、15.7Mbpsという結果に終わりました。これにより、地理的な位置が通信速度に与える影響についても考えさせられます。また、これらの数値は今後の通信環境の改善へ向けた重要な指標としての役割も担っています。

今後の展望


今回の調査は北海道・東北地域における現状を示すものでしたが、次回は中国・四国地方で同様のアプローチを取る予定です。ICT総研は今後も通信環境における「つながりやすさ」や「高速通信」に関するデータを定期的に発表していく方針です。これによってユーザーにとって、より安心・便利な通信環境の実現に寄与したいと考えています。


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