地域防犯に貢献
2025-10-28 14:32:26

外国籍学生が地域防犯に貢献!ヒューマンアカデミー日本語学校の新しい試み

外国籍学生が地域防犯に貢献!



2025年10月15日、「ヒューマンアカデミー日本語学校」東京校で、新たに防犯ボランティアサークルが結成されました。この取り組みは、地域社会との共生を目指し、外国籍の学生が地域の一員として積極的に防犯や清掃活動に参加することを目的としています。

結成式とその意義



結成式では、戸塚警察署から「防犯ボランティア団体モデル校」指定書が授与され、新宿区危機管理課と連携して活動を行うことが正式に発表されました。本サークルは、新宿区内では初の外国籍の地域ボランティア団体として、新たなモデルケースになることが期待されます。地域の治安を守るために、26名の外国籍学生が集結し、彼らの活動が地域の安全に寄与することを目指しています。

地域交流のお持ち帰り



結成式後、学生たちは早速高田馬場駅前に出向き、防犯キャンペーンを実施。地域のボランティア団体と共に、チラシやポケットティッシュを配布しながら、通行人に防犯意識の向上を呼びかけました。

戸塚警察署の長谷川署長は「防犯活動の担い手不足という社会課題に対して、留学生が強力なサポートをしてくれることを心強く思います」とコメント。新宿区危機管理課の宮野氏も「多文化共生の視点を持つ若者たちが地域を守る意識を持つことは、防犯力向上だけでなく地域の活性化にもつながる」と、期待を寄せています。

日本語学習だけではない教育



ヒューマンアカデミー日本語学校では、「言葉だけでなく、社会で共に生きる力を育む教育」を掲げています。これに基づいて、ボランティア活動を通じて実践的な日本語教育や社会教育を展開しています。学生が日本語を実践的に使うことで、相互理解を深め、地域との信頼関係を築くことが目指されます。

結成式に参加した学生の1人、ミャンマー出身のチョウ・スストゥエーさんは「自分たちの住む場所が安全で優しい社会になるよう、小さな声かけから変えていきたい」と語りました。彼の思いが、この活動に込められています。

今後の活動と目指すもの



ヒューマンアカデミーは、今後も防犯や交通安全、地域清掃、美化活動、高齢者支援、地域交流イベントなど、幅広い活動を通じて地域の一員としての役割を果たしていく予定です。これにより、留学生たちが日本で学ぶ意義を実感しながら社会の一員としての誇りを持つことを目指します。

この取り組みは、ますます重要となる地域社会との共生のモデルケースとして注目されており、多くの学生が参加し、共に地域を守るために力を合わせていくことが期待されています。ヒューマンアカデミー日本語学校が提供するこの新たな取り組みが、日本社会における多文化共生のあり方を一層進展させることでしょう。


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