自然保護助成制度
2025-03-26 16:47:11

ナショナル・トラスト活動助成がスタート!自然保護を後押しするチャンス

ナショナル・トラスト活動助成が始まります



豊かな自然が失われつつある現代、私たちの未来のためにはその保護が必要です。特に、絶滅危惧種やその生息環境を守るための活動は重要です。そこで、ナショナル・トラスト活動助成が新たに募集を開始しました。この制度は、土地購入や維持管理費用を支援し、持続可能な環境保護を推進するためのものです。

ナショナル・トラスト活動助成の基本情報


この助成金制度は2005年に設立され、法人格を持つ団体(NPO法人、一般財団法人、公益財団法人など)が対象です。活動の目的は地域の自然環境の保全となっており、特に以下のような土地が支援の対象となります。

  • - 絶滅危惧種の生息地
  • - 生物多様性の保全に資する土地

助成対象となる費用には、土地購入費、土地賃貸費、トラスト団体の設立にかかる費用、トラスト地の維持管理費用が含まれます。

助成総額は500万円で、1団体につき最大800万円の支援が可能です。2025年度はあらゆる団体にこの助成制度の活用を期待しています。

応募期間と助成実績


応募期間は2025年4月から2026年3月までで、助成金の総額に達し次第、受付が終了します。過去には多くの団体がこの助成金を活用し、絶滅の危機にある動物たちの生息地や美しい風景を守ってきました。

例えば、ツシマヤマネコやキタサンショウウオの生息地である土地の取得支援などが挙げられます。これらの土地には共通デザインの看板が設置され、その保護活動が広く認知されています。

ナショナル・トラスト活動の重要性


ナショナル・トラストとは、19世紀のイギリスで始まった市民運動で、自然や歴史的な環境を守るために寄付を募り、土地や建物を取得して保護を行う活動です。日本でも1964年に鎌倉で始まり、以後全国へ広がっています。

2022年には生物多様性条約第15回締約国会議が開催され、2030年までに生物多様性を保護する「ネイチャーポジティブ」の目標が設定されました。ナショナル・トラスト活動は、その達成に向けて重要な役割を果たしています。

参加団体の例と活動


これまでに、全国60か所において計1,765ヘクタールのトラスト地が守られ、多くの団体がそれに関与しています。例えば、霧多布湿原ナショナルトラストは、貴重な湿原区域の保護に対して助成を受けました。

ナショナル・トラスト活動は未来の子どもたちに美しい自然を残すための取り組みです。これからも、多くの団体がこの助成金を利用して活動を行い、次世代に美しい自然を引き継いでいくことが期待されます。

詳細について


助成金の詳細や申し込みについては、日本ナショナル・トラスト協会の公式サイトをご覧ください。

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【お問い合わせ】
(公社)日本ナショナル・トラスト協会
〒171-0021東京都豊島区西池袋2-30-20音羽ビル
Tel.03-5979-8031
Email: [email protected]
公式サイト


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