テレビ父さんとツルくんが参戦!大通公園でのごみ拾いイベント
2025年5月31日、札幌それは楽しい清掃活動の日でした。「テレビ父さんとツルくん・ツルちゃんとごみ拾い!」というイベントが市民のみんなに喜ばれて開催され、114人が参加しました。このイベントは、北海道海洋文化フォーラムが主催し、株式会社ツルハやユニリーバ・ジャパンとの協力によって実現しました。開催場所は、大通公園と創成川公園。美しい自然を守るために、みんなが集まりました。
イベントの様子
この日、札幌では夏を思わせる24度の気温。参加者たちは少し汗をかきながらも、ドリンクが配られ、開会式では和やかな雰囲気が漂いました。そして、いよいよテレビ父さんとツルくん、ツルちゃんが登場!ユーモアあふれるキャラクターたちが参加者に元気を与える中、みんなで楽しくごみ拾いが始まりました。
大通公園や創成川公園は一見きれいでしたが、参加者は目を凝らすと意外なところにごみがあることに気づきました。例えば、ベンチの下や花壇の隅、普段は見過ごされがちな場所にも、たくさんのごみが落ちていました。それでも、みんなは楽しみながら丁寧にごみを拾い集めました。
収集結果と感想
ごみ拾い活動はおよそ1時間続き、多くの参加者が楽しいひとときを過ごしました。参加者たちは、合計約11kgのごみを回収。具体的には、可燃ごみ110袋、不燃ごみ110袋、そして多くのタバコの吸い殻も集められました。参加者の中には、街から出る海洋ごみの多さを改めて実感した方も多かったようですが、これまで参加してきた親子連れもおり、継続的な活動の重要性を改めて感じていました。
「ごみを拾っていると、ポイ捨てする人の気持ちがわからない」と語る小学生の女の子や、「また参加したい」と楽しそうに語った20代の女性。40代の男性からは「喫煙者として、吸い殻が多いのは恥ずかしい」という意見も出ました。このように、多くの参加者が貴重な経験から感じたことをシェアしました。
団体の活動と意義
このイベントは「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施され、環境問題への認識を高めることが目的です。北海道海洋文化フォーラムは海の現状を伝え、北海道の美しい海を未来へ引き継ぐための活動を行っています。その一環として、多くの人々が一緒に清掃活動に参加し、自分の行動が環境に与える影響を考えるきっかけとなっています。
私たちの暮らしを支える大切な海。それを守るために、もっと多くの人が関心を持って、行動することが重要です。また来年もこの活動が続くことを期待しながら、参加者たちは温かい気持ちで今日の活動を終えました。
ごみ拾い活動は、楽しく、意味のある社会貢献の一歩になることでしょう。みんなが少しずつ意識を変え、アクションを起こしていくことが、未来の環境を守るカギになるのです。