支笏湖でエコツーリズム
2025-03-04 12:20:21

支笏湖の自然を満喫!支笏ガイドハウスかのあが『エコツーリズム大賞』を受賞

支笏湖の魅力を体感!支笏ガイドハウスかのあの取り組み



2025年2月3日、北海道千歳市の支笏ガイドハウスかのあが、環境省が主催する『第20回エコツーリズム大賞』において、最も名誉ある『大賞』を受賞しました。この賞は、全国各地でエコツーリズムを推進する地域や事業者の優れた取り組みを表彰するものであり、支笏湖を舞台にした持続可能な観光や環境保全活動が高く評価されました。

エコツーリズム大賞とは?



エコツーリズム大賞は、エコツーリズムに取り組む事業者や団体、自治体を対象に、優れた取り組みを表彰し、その活動を広く紹介することを目的としています。このような取り組みを通じて、全国におけるエコツーリズムの質向上を目指し、情報交換や連帯感の醸成を図っています。

受賞の背景



審査員は支笏ガイドハウスかのあの活動を評価し、単なるエコツアーの提供にとどまらず、地域との連携や環境保全への貢献が広範囲にわたる点を指摘しました。また、幅広い年齢層や障害を持つ方々にも受け入れを積極的に行っていることが、今後のエコツーリズムの発展を牽引することが期待されます。

支笏ガイドハウスかのあの特徴



支笏ガイドハウスかのあでは、「ネイチャークルージング」という主力プログラムを提供しています。このプログラムでは、長さ6.1mのツインカヌーを使用し、安定感抜群のカヌーにガイドが同乗。参加者は支笏湖の美しい自然環境を水上から楽しみながら、四季折々の景色や動植物を観察することができます。この体験を通じて、地域の生態系についての理解も深まります。

多様な参加者への配慮



支笏ガイドハウスかのあの最大の魅力は、多様な参加者に対応している点です。これまでに4歳から94歳までの幅広い年齢層が参加してきました。また、視覚や聴覚に障害を抱える方や、小児がんなどの病気を抱える子どもたちにも体験を提供しています。他のカヌーツアーにはない独自のインタープリテーションを用いた体験が、参加者同士のコミュニケーションを促進します。

環境保全にも取り組む



支笏ガイドハウスかのあは、2010年から清掃活動を開始。COVID-19の影響で緊急事態宣言が出された際には、地元企業や議員が参加する『支笏湖クリーンアッププロジェクト』を立ち上げ、湖を一周しながら清掃活動を行いました。これまでに50回を超える活動で大量のゴミを回収し、環境保全に貢献しています。

地域活性化の功績



同協議会の一員として持続可能な地域づくりにも注力。2024年には環境省と連携して「環境保全協力金制度」を導入し、ウォーターレジャーの利用者が自然環境を守るための協力金を支払う仕組みを設ける予定です。これにより、4422名が協力金を支払い、221万円以上が集まっています。

まとめ



支笏ガイドハウスかのあは、自然と共生しながら魅力的な体験を提供し続けています。今後も多様な活動を通じて、地域の環境保全と観光の発展に寄与していくことでしょう。支笏湖の美しい自然を楽しみながら、持続可能な未来に向けた活動に参加してみてはいかがでしょうか。公式サイト(支笏ガイドハウスかのあ)で最新情報をチェックしてみてください。


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