警備ロボットSQ-2
2025-04-10 09:34:49

札幌駅前通地下歩行空間に警備ロボットSQ-2が登場!

札幌駅前通地下歩行空間に導入された「SQ-2」



北海道の札幌市中央区、特に訪れる人々で賑わう「札幌駅前通地下歩行空間(通称:チカホ)」に、最先端の技術を搭載した自律移動型警備ロボット「SQ-2」が本格的に稼働を始めました。この新たな警備の形は、2025年の4月からスタートし、SEQSENSE株式会社とチュウケイ株式会社の協力の下で実現しました。

What is SQ-2?



SQ-2は、最新の3次元センサー技術を活用し、自己位置推定アルゴリズムやリアルタイム経路計画アルゴリズムを駆使した警備ロボットです。このロボットは、従来の警備システムと比較して、圧倒的な効率を誇ります。座標を基にした詳細なマッピングを行い、周囲の環境や通行人をリアルタイムで認識することができるため、常に安全を維持します。

特に、SQ-2は館内での巡回業務や、立哨に特化した懸命さを発揮します。通行可能な時間は午前5時45分から深夜24時30分まで、このロボットは自律的に指定されたポイント間を巡回し、巡回完了後は自動的に充電ステーションに戻ります。「声かけ再生」機能によって、「歩きスマホに注意」や迷惑行為に関する警告を音声で流すことで、ルール遵守を促します。

その導入の背景



今回のSQ-2の導入は、昨年11月に行われた検証を経て実現しました。このプロジェクトは、急速に進行する働き手不足への対応策として始まったもので、ロボット活用による新たな警備体制の強化とともに、効率性を追求しています。キャパシティを制限する人手ではなく、労働力を補完する形でロボットが役立つことは、今後の警備業務の新しいスタンダードを作るかもしれません。

社会的意義



SEQSENSEは、単なるロボットメーカーではなく、社会のさまざまな課題に対する解決策を提示する企業です。製品の特長としては、定期的な遠隔アップデートを通じて新機能の追加や不具合の改良も行い、利用者には常に最新の状態で利用してもらえるよう配慮されています。これにより、施設における警備コストの削減が期待されています。

SQ-2の今後とその期待



今後も、SQ-2の活躍は札幌においてさらに広がっていくことでしょう。人手不足への対応のみならず、都市の安全も保障する存在になると考えられています。観光客や地元の人々にとっても、安心して過ごせる空間が提供されることになるでしょう。特に、便利で効率的な社会システムへと進化する波が、今後どのような形で広がるのか非常に楽しみです。札幌の地下の新たな住人、SQ-2から目が離せません!

企業情報


  • - チュウケイ株式会社(札幌市中央区、代表者:稲葉 隼介)
  • - SEQSENSE株式会社(東京都中央区、代表者:中村 壮一郎)

利用者の利便性と安全性を両立させることで、多様なニーズに応えるこのプロジェクト。未来を先取りした警備の形が、今、札幌から始まっています。


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