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札幌市とNTT都市開発が連携、スタートアップ支援協定を結ぶ

札幌市は2025年9月11日、NTT都市開発株式会社と「スタートアップ支援に関する連携協定」を締結しました。この取り組みは、札幌市が目指すスタートアップ拠点の形成を強化するもので、両者はスタートアップ支援施設「HooK」を中心に、地域におけるエコシステムの構築を進めます。

スタートアップ支援施設「HooK」

「HooK」は、現在建設中の「アーバンネット札幌リンクタワー」内に設置されるスタートアップ支援施設です。その開業は2026年7月を予定しており、コワーキングスペースやスモールオフィス、会議室、イベントラウンジを備えています。これにより、さまざまなニーズに応えることを目的としています。

具体的な連携内容

この協定では、以下のような主な連携事項が示されています：
1. 札幌・北海道におけるスタートアップの創出と育成。
2. 進出や実証実験を希望するスタートアップの誘致。
3. スタートアップ・エコシステムの構築。
4. その他、協定目的達成のために必要な活動。

これらの活動により、地域経済を活性化し、多様なスタートアップの誕生を後押しする狙いがあります。札幌市は「HooK」において各種イベントやプログラムを展開し、NTT都市開発はその施設の整備と運営を担当します。

HooKの設計とビジョン

「HooK」という名称には新規事業やアイデアを生むための「フック」となる場を提供するという意味が込められています。ロゴには無限の可能性を象徴する無限大のマークが使用されており、創造性あふれるビジネスアイデアが生まれる発信基地になることが期待されています。

アーバンネット札幌リンクタワーの概要

「アーバンネット札幌リンクタワー」は、札幌市中央区北一条西5丁目に立地し、地上26階・地下2階からなる大規模複合施設です。事務所やホテル、店舗が揃っており、交通アクセスも良好です。

• - 竣工予定：2026年6月
• - 延床面積：約60,908㎡
• - 交通：地下鉄大通駅から徒歩6分、JR札幌駅から徒歩10分

地域での新たなスタートアップ支援から、今後の札幌市の発展に目が離せません。札幌市とNTT都市開発の連携が、未来のビジネスシーンをいかに紹介していくのか期待しています。

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