アゴダの新しい挑戦
2025-01-21 11:52:19

アゴダがWWFと共にアジアの自然保護を拡大する新プログラム

デジタル旅行プラットフォームのアゴダ(Agoda)が、国際的な自然保護活動を推進するため、世界自然保護基金(WWF)と連携し、アジアにおけるエコディールズプログラムを拡大しました。このプログラムは、最近マレーシアで行われたASEAN観光フォーラム(ATF)で発表され、2025年を見据えて航空券や宿泊予約を通じて、野生生物の保護や自然環境の保全に寄与するものです。

アゴダは、2024年の目標額を100万米ドルから150万米ドルに引き上げ、より多くのホテルや旅行者が参加できる機会を提供しています。今年のプログラムには、これまでの参加国に加え、日本と韓国が新たに加わり、合計10か国で展開されます。各ホテルでの予約ごとに1米ドルがWWFの保全活動に寄付され、その資金は日本の湿地回復や韓国のクロツラヘラサギ保護、さらにはマレーシアやフィリピン、タイ、ベトナム、インドネシア、ラオス、カンボジアなどでの様々な保全プロジェクトに使用されます。

エコディールズプログラムの予約期間は2025年1月20日から12月19日まで。また、アゴダはWWFシンガポールおよびUnTours財団との提携を通じて、「サステナブルツーリズム・インパクトファンド」を設立しました。このファンドは観光業界の中小企業に低利の柔軟な融資を提供し、持続可能なビジネスの成長を支援します。Agodaは、このファンドに10万米ドルを拠出し、最終的には目標額に達成次第、15万米ドルまでの支援を行う計画です。

この取り組みについて、アゴダのCOOであるダミアン・フィルシュ氏は、「エコディールズ2025を通じて、アジアの観光地と野生生物の保護をさらに支援することに尽力しています。WWFとのパートナーシップによって、未来の世代が自然の美しさを守りながら安全に旅行を楽しむことができるようにしています」と述べています。

マレーシアの観光芸術文化大臣、ダト・スリ・ティオン・キング・シン氏も、「持続可能な取り組みを進めるためには、官民の協力が不可欠です」とコメントし、ASEAN全域でのAgodaとWWFの協力を評価しています。

WWFシンガポールのCEO、ヴィヴェック・クマール氏は、「生物多様性は地球上の生命の基盤であり、私たちの健康とも密接に関わっています。AgodaとWWFの4年間のパートナーシップの成果は、マレーシアでのトラ保護やインドネシアの森林回復に見られるように、地域で有意義なインパクトをもたらしています」と語りました。

観光業の未来を見据えたこれらの取り組みは、私たちの環境への影響を減少させるだけでなく、持続可能な経済の確立にも寄与するものです。興味のある方は、ファンドの公式ウェブサイトを通じて詳細な情報を確認し、申請することができます。

アゴダは、世界中で450万以上の宿泊施設や旅行商品を提供し、旅行者にお得な料金を通じて新しい旅の体験を提供しています。持続可能性を重視したサービスを通じて、より多くの人々が自然を尊重しつつ旅行を楽しめるよう尽力していきます。


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