ロボット大会の熱戦
2025-09-18 11:54:29

ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会が盛大に開催

ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会の開催



2025年8月23日、東京大学安田講堂において、子供たちのロボット技術を競う「第15回ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会」が開催されました。全国から集まった27,000名以上の生徒の中から、厳選された30名の選手たちがその腕前を披露しました。

未来のロボットエンジニアたちの熱き戦い



今回の大会は、参加者が日々の学びの成果を発表する場として2011年から続いており、科学や工学に対する子供たちの関心を育むことを目的としています。大会では、競技を通して選手同士が知識やアイデアを共有し、互いに切磋琢磨する姿が見られました。

生徒たちは、「アイデアコンテスト」と「テクニカルコンテスト」の二部門に分かれ競い合い、特に今年は女子選手の活躍が目立ちました。はじめに行われたのは、自分のオリジナルロボットを発表するアイデアコンテストで、参加者たちはそれぞれの作品に込めた思いを熱く語り、会場は一体感に包まれました。

MVP受賞者の発表



これまでの大会が検討を重ねる中で、MVPに輝いたのは小嶋奏次郎さん(大阪府・小4)。彼の作品「僕の相ぼうDove Clock」は、彼自身の早起きが苦手という背景から着想を得たもので、見事な完成度が審査員や観客を唸らせました。彼のロボットは、時間になると鳩のミニチュアが現れ、心温まる音楽が流れるというもので、その技術力と独創性に高い評価が集まりました。

テクニカルコンテストの活躍



続いて行われたテクニカルコンテストでは、鋒城佑香さん(小6)が見事に優勝を飾りました。サドンデスでの激闘を制した彼女は、今年で2度目の出場ということで成長を感じさせるパフォーマンスでした。選手たちが繰り広げる緊張感あふれる攻防には、会場から大きな拍手が送られました。

多様な学びを提供する大会



本大会では、競技だけでなく、教室の講師や生徒たちによるプレゼンテーションや、協賛企業によるロボット展示といった様々なプログラムが行われ、参加者全員が貴重な学びを得る機会となりました。選手たちは、他の作品から学びながら自らの技能を磨くことができ、将来の可能性を大きく広げる経験となったことでしょう。

ドキュメンタリー映像の配信



大会の模様は、公式YouTubeチャンネル「ヒューマンアカデミーこどもちゃんねる」にて配信され、参加者たちの熱い思いと努力を後世に伝えることで、次世代のロボットエンジニアを育むことに貢献しています。これからも、選手たちが新たな技術に挑戦し、互いに切磋琢磨する姿を見守っていきたいものです。

詳細は公式サイトをご覧ください。


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