働く女性の健康を考える「Silent SHIFT」が北海道で開催
2026年8月4日、北海道立女性プラザにて「Silent SHIFT」というカンファレンスが行われました。これは企業向けに働く女性の健康問題に焦点を当てたもので、70名以上の人事担当者や管理職、地域活動者が参加しました。
ハッピーな職場環境を築くきっかけ
このイベントは単なるセミナーではなく、参加者が実際に自分の思いや経験を語り、他者の声に耳を傾けることを重視しました。前半では、日本の女性が直面する健康課題や企業が行っている取り組みを習得し、後半には参加者同士での貴重な対話を行います。
「Silent SHIFT」では、3つの軸「知る」「目を向ける」「対話する」に基づき、職場環境づくりを促進するためのプログラムが設計されました。特に盛り上がりを見せたのが、参加者間のワークショップです。参加者は、介護や育児、時短勤務、更年期など、個人のさまざまな事情についての気持ちを深掘りし、自分自身や職場での経験を共有しました。
自分の経験を心に留める大切さ
こうした対話の中で、「普段は職場で話さないことも、自分のこととして言葉にすることで、新たな気づきを得ることができた」との意見が多く寄せられました。参加者はお互いの経験を聞き、他者の視点を理解することで、自分たちの直面する問題に対する視野が広がったと感じています。
アンケート結果から見える新たな発見
カンファレンス終了後に行われたアンケートでは、参加者がこのイベントを「自分自身や職場を振り返る良い機会になった」と捉えていることが示されました。「健康の課題は個人だけでなく職場全体に影響を与える」との声が多く、97%の参加者が自分の立場から行動を考えることができたと回答しました。
また、一部の参加者からは「健康状態についての自己認識と実際の状況のギャップが怖い」との声や、「どう企業にアプローチしていくかが課題だ」との意見もありました。これにより、職場環境を変えるためには、新しい制度を導入する前に「意見を言える空気」を作ることが重要であることが明らかになりました。
未来に向けたステップへ
「Silent SHIFT」の全体を通じて、参加者一人一人が職場の環境づくりに対する意識を高めるための重要な時間が提供されました。このセミナーが単なる一回のイベントでなく、今後の活動のスタート地点となることを期待しています。
このカンファレンスは、主催側が「参加者の声を今後の施策に反映させ、地域社会や企業での実践へとつなげていく」ことを約束して締め括りました。