SHIROと那賀町連携
2025-07-22 14:36:39

地域農業を支えるSHIROと徳島県那賀町の連携協定

株式会社SHIROと徳島県那賀町の連携協定の重要性



株式会社シロが2025年7月22日、徳島県那賀町と「地域農業活性化包括連携協定」を結びました。この協定により、シロは地域の農業発展に寄与する新たな取り組みを開始します。

シロは2011年にフレグランスシリーズとしてゆず製品の開発をスタートしました。2015年からは、徳島県の木頭ゆずを素材にした製品に特化し、ついに2017年にスキンケア製品を成功裏に発売しました。最近、木頭ゆずを使用した製品の商品数を増やし、特に精油量を向上させた新製品が多くの支持を集めていますが、木頭ゆずの供給が追いつかないという問題も抱えています。

連携協定の目的と意義



この協定は、木頭ゆずの持続的な生産を支えることを目的としており、具体的には次のような内容を含むことになります。まず、企業版ふるさと納税を通じて地域農業に寄付を行い、木頭ゆずを使った製品をふるさと納税の返礼品として提供します。これにより、那賀町は納税者から得た税収を活用して、生産者の経営安定を支援し、木頭ゆずの消費を拡大させます。

また、シロは廃棄物として扱われる木頭ゆずを利用し、蒸留プロセスを経て製品化することで、安定した供給を目指します。このサイクルにより、地域と企業の双方にとっての利益を生み出すスキームの構築を目指しています。

木頭ゆず生産に関する7つの連携事項



協定の中には、生産者と農産物加工・販売者の所得向上、新たな担い手の創出、有害鳥獣対策、廃棄物の低減などに関する7つの具体的な連携事項が含まれています。これらの取り組みを通じて、シロは地域農業の活性化に貢献し、生産者や消費者、地域社会全体を支援することを目指しています。

SHIROのブランド理念



SHIROは「自分たちが毎日使いたいものをつくる」という信念をもって創業しました。エシカルなものづくりを通じて、厳選された自然素材を活用し、スキンケアやフレグランスなどの製品を提供してきました。今後も地域と連携し、持続可能な社会に向けた取り組みを拡大していきます。

将来に向けた展望



この協定により、シロは徳島県那賀町に協力を依頼し、地域の人々と共に木頭ゆずの生産や消費の安定化に努めます。協定の期間中に地域の協力を得ながら、持続可能なビジネスモデルの確立を目指します。このプロジェクトを通じて、人々が幸せに暮らせる環境を創出することが、シロの重要な使命となるのです。

地域と企業、市場のすべてが相互に支え合いながら、新しい価値を生み出す取り組みを進めることで、未来の持続可能な社会の実現へと近づきます。SHIROの取り組みは、徳島県那賀町だけでなく、全国での農業と地域活性化の新たなモデルとなることでしょう。


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