共生社会の実現に向けた取り組みを知る
令和6年8月4日、札幌市で行われた「共生社会バリアフリーシンポジウムin札幌」のアーカイブ動画が正式に公開されました。このシンポジウムは、共生社会ホストタウン連絡協議会が主催し、札幌市や国土交通省、交通エコロジー・モビリティ財団などが協力して開催されました。
開催の趣旨
本シンポジウムのテーマは「誰もが暮らしやすく移動しやすい共生のまちさっぽろ」です。現代社会において、障害の有無にかかわらず、すべての人が快適に生活するための施策の現状や実際の取り組みを報告し、今後の方針を探る貴重な機会となりました。日々の生活においてバリアフリーがもたらす重要性を再確認する中で、社会全体の理解を深め、具体的な行動につなげることが目的とされています。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムは、以下の内容で構成されました。
1.
オープニングステージ での基調講演
- パラリンピアンとして活躍する狩野亮氏が登壇し、彼の経験を通じて共生社会の意義やバリアフリーについて語りました。
2.
自治体からの取組報告 では、札幌市の市長が市の取り組みを発表し、具体的な施策や成果が紹介されました。
3.
パネルディスカッション では、様々な視点から現在のバリアフリーの状況や課題について深掘りが行われ、参加者全体で意見交換が行われました。
4.
国土交通省による報告 もあり、全国的な視点からの取り組みが紹介され、さらなる情報共有が図られました。
これらのセッションを通じて、多様な視点からバリアフリー実現に向けたアプローチ方法とその課題が浮き彫りとなりました。
参加者の声
当日は会場に120名、オンラインで38名の合計158名が参加しました。参加者は、実際の体験談や施策の効果を共有し、活発な意見交換の場となりました。日頃はなかなか聞けない貴重な意見を通じて、共生社会に対する理解が深まりました。
アーカイブ動画の視聴方法
今回のシンポジウムの全容は、札幌市の公式ホームページおよびYouTubeチャンネルにて視聴できます。セミナーの内容をぜひご覧いただき、共生社会に向けた具体的な取り組みを知る機会としてください。
今後も共生社会の実現に向けた取り組みが継続され、北海道がより多様な人々が共に生きることのできる地域となることを期待しています。