道の駅新設ワークショップ
2025-04-07 14:05:25

上富良野町で道の駅の新設を目指すワークショップ開催

上富良野町で開催されたまちづくりフォーラム



2023年3月18日、北海道上富良野町で「まちづくりフォーラム~あったらいいな道の駅~」が開催されました。本イベントは、地域の未来を築くために重要な役割を果たす道の駅の新設を目指す町民や関係者が集い、意見を交わす場として設けられました。このフォーラムには、上富良野町町長の斉藤繁氏も参加し、町民36名が一堂に会しました。

町長は挨拶で「皆さんの“あったらいいな”をぜひ聞かせてほしい」と述べ、町民と共に「道の駅」を共創する意義を強調しました。続いて、レッドホースコーポレーション株式会社の商品開発部部長・工藤達哉氏が講演し、道の駅の役割や成功事例について解説しました。全国の事例を交えた具体的なお話に、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

ワークショップで町民の声を拾い上げる



講演後には、「みんなで考えよう上富良野の道の駅」というテーマでワークショップが行われました。このセッションでは、参加者が理想の道の駅について意見を出し合いました。提案されたアイデアは多岐にわたり、「バーベキュースペース」や「ドッグラン」などのレクリエーション施設、日常生活の利便性を向上させるための「ATM」設置や、新規事業者に向けた「チャレンジショップ」の創設などがありました。

参加者の中には具体的な質問や意見もあり、道の駅によって地域にどのような影響があるのか、立地選定や支援体制について熱心な議論が交わされました。こうした意見交換を通じて、上富良野町の未来に対する具体的イメージが掴める貴重な時間となりました。

商品開発セミナーで地域のビジネスを支援



同日午後に開催された「商品開発セミナー」では、地元の生産者や飲食業者が集まり、商品開発や販売戦略について学ぶ機会が提供されました。工藤氏は市場で求められる商品の特性について事例を交えながら解説し、参加者たちは関心を持ってメモを取る姿が見受けられました。

特に強調されたのは「地域の歴史や文化を商品のストーリーとして活用すること」の重要性です。この講義により、参加者は単に商品を売るだけでなく、地域の特色や魅力を伝えることが売上向上につながるという意識を共有しました。質疑応答では、実際のビジネス運営に関する具体的な相談があり、新たな地域創生の動きが感じられました。

地域創生に向けた今後の取り組み



レッドホースコーポレーションは、地域の自立と持続可能な発展を目指す取り組みを行っています。地域における人の流れと物の流れを生み出し、地域が元気になることで、商品開発や観光産業の支援を行っています。同社は今後も地方自治体や事業者と連携し、地域活性化に向けた周到なプランを企画していく方針です。

以上のように、上富良野町でのフォーラムやワークショップでは、地域の課題に向き合う町民の姿勢が強く感じられ、新しい道の駅が地域をどのように盛り上げるか、期待が高まるイベントとなりました。地域住民の意見が反映された道の駅が今後実現するとともに、地域の魅力がさらに引き出されることに期待しています。


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