北海道・幌加内で実現する新しい蕎麦体験
日本一の蕎麦の町、北海道の幌加内で、合同会社Tsunagiが新たにスタートさせた体験型プロジェクト「蕎麦畑オーナーシッププラン」。このプロジェクトは、蕎麦の伝統を次世代につなげることを目指し、参加者が自らの蕎麦畑を持つことで、蕎麦文化を体験し、さらに深めていくことができるプランです。
蕎麦をただ食べるだけではない
本プロジェクトは、単なる農業体験ではありません。参加者は、幌加内の自分自身の蕎麦畑において、種まきから収穫、そして年末には自分が育てた蕎麦粉を使って年越しそばを打つという、一連の流れを体験します。家族や友人と一緒に楽しむこの体験は、食べるだけでなく、自ら育てることから得られる喜びをもたらします。
この企画のきっかけは、Tsunagiのメンバーが一年間にわたり蕎麦づくりを体験したことです。単なる食材としての蕎麦ではなく、文化としての深い理解を得たメンバーたちが、「育てる・繋がる・広げる」という循環を作り出すことを目指してこのプロジェクトを立ち上げました。
主なプログラム内容
このプロジェクトには、以下のような特別なプログラムが用意されています:
- - 幌加内にて自分の蕎麦畑での種まき・収穫体験
- - 最年少の蕎麦打ち名人・西村光大さんによる特別蕎麦打ち教室
- - 老舗製粉所「そばの坂本」の見学と坂本社長との対話
- - 定期レポートによる畑の成長記録(写真・動画)
- - 年末には自分が育てた蕎麦粉で年越しそばを楽しむ
これらの活動を通じて、参加者は蕎麦の栽培から製粉までの過程を学び、五感で蕎麦文化を深く体験することができます。現在、日本の蕎麦の食料自給率は約30%程度で、多くを輸入に依存しています。蕎麦が好きな方や蕎麦打ちを楽しむ方には、育てる経験が喜びとともに新たな理解をもたらすこと間違いありません。
素晴らしい反響と今後の展開
2025年度の第1期は、6月に種まき、10月に収穫を行う予定ですが、おかげさまで即座に満員となりました。多くの反響を受け、今後の開催も計画中です。Tsunagiでは、農業と食文化を軸に、地域の資源を都市と結びつけた持続可能な共創の場をさらに広げていくことを目指します。
また、農業関係者や地方自治体、サステナブル領域のプレイヤーとの連携も考慮しており、取材やコラボレーション、視察などの依頼も受け付けていますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
最後に
「蕎麦畑オーナーシッププラン」は、単なる農業体験を超え、蕎麦の文化と未来を一緒に考える機会を提供します。蕎麦を愛するすべての方々にとって、豊かな体験となることは間違いありません。
【参考情報】