農業のデジタル変革を支えるエゾウィンの新技術
2025年7月に発売予定の新GPSロガー『REP-032025』の試作機が、エゾウィン株式会社によって東海地域で初めて公開されます。これは、農業・畜産向け展示会「AGTS」で行われるもので、エゾウィンはそこで農業現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するソフトウェア「レポサク」の魅力を直接お伝えします。ブース番号はB-46。ここから農業の未来を切り開くための新たな一歩を踏み出すチャンスです。
エゾウィンの背景:広がる「レポサク」の可能性
エゾウィン株式会社は、北海道標津町を拠点に農業と畜産に貢献する技術革新を進めてきました。「レポサク」はもともと広大な北海道の牧草地での動態管理ツールとして開発されましたが、その優れた汎用性により、現在では畑作や水稲など幅広い農業分野に対応可能です。特に、本州のように圃場が点在し、管理が複雑な地域でもその効果を発揮しています。
実際に九州の営農集団では、作業者が道に迷うという課題に対して、「レポサク」を導入することでリアルタイムの位置情報共有を実現。管理者と作業者間のコミュニケーションミスを大きく減少させることに成功しました。東海地域でも多くの農業従事者が同様の課題に直面していることから、エゾウィンはこの出展を決定しました。
AGTSでの注目の出展内容
エゾウィンのブースでは、以下の内容を展示します:
1. 農業DXソフトウェア「レポサク」
「レポサク」は農業作業の記録・管理を徹底し、作業の効率化を図るためのソフトウェアです。特に「誰が・いつ・どこで」作業を行ったかを正確に記録し、全員がそのデータを共有することで、熟練者の技術を新たな作業者へと引き継ぐことを可能にします。
- - 高精度な作業記録:GPSロガーによる位置情報の自動記録により、誤差はわずか12cm。
- - リアルタイムでの進捗把握:作業進捗を地図上で瞬時に確認可能、無線連絡の手間を省きます。
- - データを活用した改善提案:自動生成される日報と稼働データを基にした運用改善の提案が可能。
2. 新GPSロガー『REP-032025』
新GPSロガーは「レポサク」との統合により、取得するデータの質を飛躍的に向上させます。みちびきCLASに対応した高精度測位を実現し、データ品質を現場でリアルタイムに確認することができる新機能を搭載しています。
ブースでの提案:データ活用への第一歩
出展では、訪れたお客様それぞれの課題に対して、「レポサク」と新GPSロガーを活用した具体的なソリューションをご提案いたします。「人手不足」「マニュアル作業の効率化」「若手育成の加速」など、農業の未来を変えるための第一歩を共に踏み出しましょう。
開催概要
- - 展示会名:AGTS農業展
- - 会期:2025年7月9日(水)〜11日(金)
- - 会場:愛知県国際展示場 Aichi Sky Expo 展示ホールF
- - ブース番号:B-46
エゾウィン株式会社について
エゾウィンは2019年に設立され、北海道の豊富な農業資源を活かしながら、農業の自動化と効率化を目指す企業です。最新技術を駆使し、食料生産の維持と向上に貢献することを目的としています。今回の出展を通じて、さらに多くの農業経営者が「レポサク」の恩恵を受けることを期待しています。