Z世代の就活事情
2026-07-09 13:38:01

就職活動をAIで乗りこなすZ世代の実態と心の内とは

就職活動をAIで乗りこなすZ世代の実態と心の内とは



現在、現役大学生の就職活動は新たな局面を迎えています。株式会社MERYが実施したアンケート調査によると、Z世代の大学生たちは就職活動において、AIを駆使しながら自分の心の安定も図るという独自のアプローチを取っています。本記事では、調査結果から見えてきたZ世代の就活事情について詳しくご紹介します。

気分転換のための「推し活」と音楽



調査の結果、就職活動中に自分の心の状態を整えるために行っていることの1位は「音楽を聴く・歌う」で、37.3%の学生がこれを選びました。2位には32.5%が「推し活」を挙げており、音楽と同様に心の安定をもたらす行動として根付いていることが分かります。
特に参加した座談会では、面接の後に美味しい食事をすることで気持ちをリセットするという「自分へのご褒美」を実践する学生の声が寄せられました。これらの行動は、ストレスの多い就職活動の中で自分を元気づける重要な方法となっています。

一人での気分転換が主流



次に興味深いのは、就職活動中の気分転換を「一人で行うことが多い」との回答が68.3%に達したことです。この背景には、友人との就活状況を比較することへの心理的な抵抗感があることがうかがえます。「友人の選考状況を聞くことで焦る」や「友人と比較してしまう」といった理由から、一人で行動する傾向が強いようです。
学生は良好な友人関係を保つために、意識的に距離を取ることが求められているのかもしれません。

秘密主義の影響



また、就活中の大学生同士でも具体的な選考状況を詳細に話すことを避ける傾向が見受けられました。「友人同士でも、具体的な選考状況については詳しく話さない」という回答が多く、これはまさに就活期特有の「秘密主義」を反映しているといえるでしょう。この心理的な背景には、友人の成功と自分の状況を比較することで生じる焦りがあると考えられます。

AI活用の進化



このような環境の中で、AIの活用率が高まっていることも注目ポイントです。なんと、72.5%の学生が就職活動にAIを活用すると回答しており、その使い道はES作成・添削(63.8%)や自己PR作成(46.6%)が多く挙げられています。
具体的には、ChatGPTを利用してESの内容を整理したり、面接での言い回しを考えるための「考えの壁打ち相手」として使ったりするケースが目立ちます。
このように、AIはZ世代にとって、心強いパートナーとなっているのです。

企業選びへの不安が焦点に



就職活動において最も不安を感じることは「自分に合う企業選び」という結果が出ました。特に面接やESよりもSPIに対する不安が強いという声もあり、未来への不安を抱えるZ世代の姿が浮き彫りになりました。
こうした不安を持ちながらも、しっかりと自分の軸を持ち、納得のいく選択をしようとする姿勢には強い意志が感じられます。

就活の早期化



さらに、調査では88.3%の学生が「就活が早期化している」と実感しており、早い人は2年生から活動を始めるケースもあると報告されています。この早期化は、メディアでも取り上げられることが多くなっており、Z世代の就活生たちが敏感に感じ取っている現象となっています。

結び



今回の調査からは、Z世代の大学生たちが他者との比較から生じる不安を抱えながらも、AIを活用して自分の軸を保ちながら就職活動に取り組んでいる姿が浮かび上がります。また、友人との関係を大切にしつつ、必要な距離感を持って活動する姿勢には、新しい時代の就活生独特の知恵が感じられます。

定期座談会のご案内



MERYでは、今後もZ世代のリアルな声を反映させた座談会を定期的に開催しています。次回のテーマもお楽しみに!


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