地域課題解決へ挑む「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2025」
北海道の地域課題を解決するために、オープンイノベーションプログラム「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2025」が始まりました。今年度は第1期プロジェクトが採択され、注目のスタートアップたちが選ばれました。これにより、さまざまな分野での実証実験が行われ、新たな地域価値の創造が期待されています。
1. プログラムの概要
「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2025」は、全国のスタートアップや道内自治体、企業が連携して地域の抱える課題に立ち向かうプロジェクトです。STARTUP HOKKAIDO実行委員会が主催し、今年で6年目を迎えます。
プログラムのテーマは、一次産業、環境エネルギー、観光、食、宇宙、健康、交通、防災、行政サービスなど多岐にわたります。今年度は70件以上の応募があり、その中から4件のプロジェクトが選ばれました。
2. 採択されたプロジェクト
以下の4つのプロジェクトが採択され、今後自治体や事業者と協力して実証実験を行っていきます。
2.1 株式会社Delight Flow
- - 所在地: 東京都千代田区
- - 課題: さっぽろ連携中枢都市圏12市町村における観光コンテンツの発掘
- - 実証内容: AI技術を活用し、SNSや口コミデータを解析することで新たな観光地を発掘し、観光周遊の活性化を目指します。
- - 公式サイト: Delight Flow
2.2 GREEN OFFSHORE株式会社
- - 所在地: 静岡県浜松市
- - 課題: 旭川市における水稲育苗ハウスの窓開閉作業に関する省力化
- - 実証内容: 遠隔制御装置を導入し、窓の自動開閉を実現することで、作業効率の向上と苗の品質改善を図ります。
- - 公式サイト: GREEN OFFSHORE
2.3 株式会社Shell Med
- - 所在地: 北海道札幌市
- - 課題: 廃棄されるホタテ中腸腺の有効利用
- - 実証内容: ホタテの廃棄物を原料に、有効成分を取り出し肥料としての効果を評価します。
- - 公式サイト: Shell Med
2.4 株式会社かんごぷらす
- - 所在地: 北海道札幌市
- - 課題: UR団地内高齢者の健康管理や孤立予防
- - 実証内容: 健康相談や交流機会を提供することで、地域住民のWell-Beingを向上させる施策を展開します。
- - 公式サイト: かんごぷらす
3. 今後の展望
これらのプロジェクトは、地域に密着した課題に対するソリューションを提供し、実際の実証実験を通じて成果を上げることを目指します。今後新たに採択されるプロジェクトについても、随時お知らせしていく予定です。
このプログラムに関する詳細情報や問い合わせは、
Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2025運営事務局までお気軽にどうぞ。
主催: STARTUP HOKKAIDO実行委員会
運営事務局: 有限責任監査法人トーマツ
公式サイトを是非ご覧ください。