ソルウェイズの挑戦
2025-10-05 12:34:23

NPO法人ソルウェイズが厚労省の支援事業に採択、重度障害者の社会参加を促進

NPO法人ソルウェイズが新たな支援事業を開始



北海道札幌市を拠点に、医療や育児支援、福祉サービスを提供しているNPO法人ソルウェイズが、厚生労働省の実施する「令和7年度特別支援学校卒業後における生活介護利用モデル事業」に採択され、国庫補助金として6,044,000円の交付内示を受けました。これは、重症心身障害や医療的ケアが必要な若者たちが、特別支援学校を卒業した後の生活や社会とのつながりをより充実させることを目的としたプロジェクトです。

プロジェクトの目的と内容



本事業では、主に卒業生が利用する「生活介護」において、生涯学習の機会を通じて生活能力を向上させ、より良い共生社会の実現を目指します。特別支援学校を卒業する前からの積極的なサポートと、現役の教員との協力が高く評価された点が、この事業に採択された要因となっています。

事業期間と実施計画



本事業は、2023年9月から2024年3月までの期間にわたって行われる予定です。ソルウェイズが運営する多機能型の重症児者デイサービス「モアナ」中心に、放課後等デイサービスと生活介護を組み合わせたプログラムが展開されます。モアナでは、単に支援を受けるのではなく、自らの手でドリップコーヒーの販売に携わるなど、実践的な活動を通じて社会参加の機会を得ています。

利用者と社会のつながりを深める取り組み



「自分と社会がつながる」とはどういうことか。その答えを見つけるために、法人内部だけでなく、特別支援学校教諭のOBや現役教員、ICT機器による活動支援の専門家など、さまざまな外部の知見を持つ方々とのネットワークを築き、教育と福祉、地域社会のつながりを強めるモデルを構築していきます。

充実したプログラムの実施



事業開始となる2023年9月には、プログラムの設計と体制を整え、年度内には実際にプログラムを実施し、その成果を収集し発信していく予定です。また、最終的には2024年3月にその成果を報告することになります。このように、NPO法人ソルウェイズは、障害を持つ方々がその可能性を最大限に発揮できる社会を目指す活動に取り組んでいます。

未来を見据えて



「大人になっても天井だけを見ている人生にしてはいけない」という理念のもと、ソルウェイズは、このプロジェクトを通じて、利用者が自らの未来を描けるような支援をしていきます。ドリップコーヒーのラベル作りを通じて得た経験や自信は、利用者たちの一歩を踏み出す大きな力となるでしょう。さらに、スポーツイベントなどの参加を通じて、全国の仲間とのつながりも広げ、彼らの社会参加がより豊かになることを期待しています。

法人概要



NPO法人ソルウェイズは、2017年1月に設立され、障がい福祉や子育て支援、医療事業において多様なサービスを提供してきました。今後も地域のニーズに寄り添った支援を続けていきます。興味を持たれた方は、公式ホームページ(ソルウェイズ)をぜひご覧ください。

お問い合わせ


本件に関するお問い合せは、NPO法人ソルウェイズの運上または髙木までご連絡ください。
電話: 011-839-1844 メール: [email protected]


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