農業と福祉の架け橋を学ぶ「農福連携入門講座」
北海道において、障がい者が農業分野で活躍するためのサポートを行なう「農福連携」が進められています。このたび、新たに開催される「令和7年度農福連携入門講座」は、農業と福祉の融合を目指す重要なプログラムです。
開催の目的と意義
北海道では、農業の担い手となる人材を確保し、農業経営の成長につなげるために農福連携が必要とされています。それに伴い、一般の方々にこの連携の理解を深めてもらうことが求められています。今回の講座では、農業体験や福祉事業所で生産された農産物の販売体験を通じて、参加者が実際に農福連携の重要性を実感できる内容となっています。
講座の概要
この講座は、学校法人西野学園札幌心療福祉専門学校が主催し、北海道保健福祉部と農政部が共催する形で、全8回にわたって行われます。日時は2025年5月から12月にかけて、札幌市中央区にある学校法人西野学園内で行われます。「福祉関係者」「農業関係者」「学生」「一般」の方々を対象にし、誰でも参加できる内容です。
講座の内容
受講することで、以下のようなテーマについて学ぶことができます:
- - 農場での実践的な農業体験
- - 農福連携において重要な作業の細分化
- - 福祉事業所での農産物の生産とその販売活動(マルシェ)
これにより、参加者は農業と福祉がどのように共存できるかを、体験を通して学ぶことができます。
修了証について
全8回の講座のうち、5回以上受講した方には、北海道保健福祉部と農政部から修了証が授与されます。これは、農福連携の理解が深まったことの証として、大変価値のあるものです。
参加方法とお問い合わせ
興味のある方は、ぜひお問い合わせの上、ご参加ください。農福連携にかかわる知識と経験を深め、より豊かな社会づくりに貢献する第一歩を踏み出すチャンスです。参加者同士の交流も楽しみながら、充実した時間を過ごしましょう。
この講座を通じて、農業と福祉の新しい形を共に学び、未来の可能性を切り開いていくことができればと思います。皆様の参加を心よりお待ちしております。