札幌市オフィスマーケット
2026-07-08 15:38:19

札幌市オフィスマーケット最新レポート:空室率の低下と新築ビルの影響

札幌市オフィスマーケット最新レポート



札幌市のオフィスマーケットに関する最新情報が、三幸エステート株式会社から発表されました。2026年6月末のデータによると、札幌市内の空室率は前月から0.12ポイント低下し、3.41%となっています。この数値は、大口の企業による拡張移転が影響していると考えられます。

新築ビルの竣工とその影響



最近、HBC本社跡地に「アーバンネット札幌リンクタワー」が完成しました。この新しいビルは、オフィス、ホテル、商業施設から構成され、各フロアは約530坪という広さを誇ります。南館にはインキュベーションオフィスやホールも備わっており、さまざまな業種の企業にとって魅力的な環境となっています。新築ビルの竣工は、テナント誘致の成功につながる可能性が高く、特に大企業の集約や統合移転に対応できる規模感が重要です。

空室率のエリア別動向



空室率はエリアごとに異なり、特に「大通」エリアでは0.6ポイントの大幅な低下が見られました。このエリアでは、新築ビルの高稼働が相まって、空室が消化される速度が加速しています。一方で、潜在空室率は5.18%と前月比で0.04ポイントの上昇を記録しており、依然として業界全体には小口の需要が中心であることが示されています。

募集賃料の動向



募集賃料については、前月比で48円下落し、13,115円/坪となりました。これにより、4ヵ月連続の下落ですが、その動きは限定的であり、13,000円台前半での横ばい傾向が続いています。このような状況は、オフィス市場全体に影響を及ぼす要因となるでしょう。

まとめ



三幸エステートのデータによれば、札幌市オフィスマーケットは空室率が小幅に改善し、新築ビルの影響が顕著に見られます。市場は依然として小口需要が支配しているものの、新たなオフィスビルの竣工による活性化が期待されます。今後の業務拡張や新しいテナントの動きに注目し、札幌市のオフィスマーケットにおける変化に目を光らせていきたいところです。


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