子ども受診ナビ
2025-08-04 15:38:20

札幌市で始まる!子どもの症状判断支援サービス「受診の目安ナビ」実証実験

新サービスの紹介



札幌市において、株式会社レイヤードとティーペック株式会社が共同で開発した新たなWEBサービス「こどもの症状 受診の目安ナビ」の実証実験が2025年8月6日から開始されます。このサービスは、保護者が夜間や休日に子どもに体調不良が見られた時、どう行動すべきかをサポートすることを目的としています。

サービスの背景



子どもが体調を崩すと、保護者は「様子をみて大丈夫か、専門医に見てもらうべきか」と悩んでしまうことが多いです。しかし、その決定が子どもの健康に直接影響を及ぼすため、正確な情報と判断が求められます。また、小児科医療の環境は厳しく、受診希望が多い夜間や休日に医療資源の不足が問題視されています。

どんな機能があるのか?



「受診の目安ナビ」では、保護者がスマートフォンやPCを通じて簡単な質問に答えることで、子どもの症状に基づいた受診の必要性を提示します。これにより、必要があれば看護師や小児科の医師に直接コンタクトを取ることができるようになっています。また、医療従事者に相談したい場合には、そのための窓口が整備されており、スムーズに対応が図れる仕組みとなっています。

実証実験の目的



この実証実験の目的は、サービスの有効性と地域における適合性を検証することです。2025年8月から2026年2月までの間、札幌市に住む15歳以下のお子さんを持つ保護者を対象に行われます。利用方法は専用サイトにアクセスして、無料で利用できる形をとります。

地域医療への貢献



北海道を含む全国の自治体は、小児救急医療体制の維持と改善に取り組んでいますが、特に夜間や休日の医療リソースの活用が課題です。本サービスは、保護者が受診に先立ち、正しい判断を下すお手伝いをすることで、この問題にアプローチする試みです。実験の結果が良ければ、他の地域への展開も視野に入れています。

まとめ



「こどもの症状 受診の目安ナビ」は、ユーザーが慣れ親しんだデジタルツールを利用しながら、リアルな医療相談と連携できるという特徴があります。今後の実証実験結果が楽しみです。北海道の地域医療に新しい風をもたらすこのサービスから、目が離せません。


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