トキエアとインタセクト連携!
2025-07-23 08:22:27

新潟のトキエアとインタセクト提携!観光客を引き寄せる新戦略とは

新潟のトキエアとインタセクトの連携



新潟拠点の地域航空会社、トキエアは、インタセクト・コミュニケーションズと提携し、中国や台湾からの観光客誘致のための新たな施策を展開しました。これにより、外国人利用率が飛躍的に向上。具体的には、中国のSNS「RED」や「WeChat」を利用して、インバウンド施策を強化しています。

連携の背景



トキエアは2024年に運航を開始予定の新潟と各地域を結ぶ唯一の地域航空会社として、「アジア圏の観光客誘致に力を入れなければならない」という認識を持っています。しかしながら、中国本土や台湾からの潜在的な顧客に対する認知が全く不足しているという問題がありました。実際、2025年1月時点での外国人利用率は1%未満と非常に低迷していました。

施策の内容



2025年2月以降、以下の施策を実施しました。
  • - 中国SNS「RED」の公式アカウントを設立し、運用を開始
  • - SNS上でのコンテンツ投稿を継続的に行い、中国のインフルエンサーにTOKI AIRの搭乗体験を紹介してもらう
  • - 「WeChat」の公式アカウントも同時に開設し、フォロワーへの情報提供を強化
  • - 実際に搭乗行動を取った顧客へのフォロープログラムを導入

これらの施策が功を奏し、特に若年層や旅行に興味を持つ層との接点を増やすことができました。

施策効果



施策実施前である2025年1月にはほぼゼロに等しかった外国人の予約件数が、施策開始後は安定して1日あたり5件ほどの予約が入るように。さらには、特別なキャンペーンを行うことで、かつて500件もの予約を一気に獲得した実績もあります。

利用者の特徴



新潟のインバウンド利用者は、主に以下の2つのセグメントに分類されます。
1. リピーター観光客:東京や京都、大阪などの主要都市を経験し、自然や地元文化に興味がある層。
2. 若年層:新潟空港を利用して、日本の地方の資源を低コストで体験したいと考える層。

新潟の観光潜力



トキエアは、新潟には魅力的な観光資源が豊富に存在すると評価しており、特に四季折々の美しい風景や、温泉、海の幸が訪日客にとっての大きな魅力だとしています。また、世界文化遺産の佐渡島を含む周遊旅行商品を開発し、地方創生にも貢献する意欲を見せています。

今後の展開



インタセクトでは、引き続きSNSを駆使して中国市場での認知拡大を推進する方針です。また、中国向けのWeChatミニプログラム開発やWebアプリの構想も進行中で、地域航空会社の新潟空港をはじめ、神戸空港や中部国際空港、札幌丘珠空港などとの特別なインバウンドツアーを造成し、地方創生に繋げる取り組みが予定されています。

まとめ



トキエアとインタセクトのパートナーシップは、新潟の観光資源を際立たせる重要な一歩であり、これからの展開が非常に楽しみです。今後の活動により、新潟の魅力がより多くの海外の旅行者に伝わることが期待されます。


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