エステーが推進する北海道の森林づくり
エステー株式会社は、2025年5月20日に、北海道が提唱する「ほっかいどう企業の森林づくり」協定に基づく第4回となる「植樹会」と「木育教室」を厚岸町にて開催しました。この活動は、エステー、北海道釧路総合振興局、森の整備事業を行う株式会社北都との協力のもと行われており、その目的は地域の環境保全と次世代への森林教育です。
第4回植樹会の実施
今回の植樹会は、「エステークリアフォレストの森」として知られる場所で行われ、厚岸町立太田小学校の児童や教員、エステーの社員が参加しました。この活動を通じて、260本のトドマツの苗木が新たに植樹されました。これにより、過去4年で計約1,200本の苗木がトドマツとして育てられ、2027年度からは育樹に専念する予定です。
植樹を通じて、子どもたちは自然を学び、成長する木々の姿を目にすることで、環境保護の大切さを実感しました。また、イベントには、エステーの社長や釧路総合振興局長の寺田氏も出席し、参加者たちを励ましました。
木育教室の開催
植樹会に続き、厚岸町生活改善センターでは「木育教室」も行われました。ここでは、エステーグループの日本かおり研究所社長によるトドマツの精油抽出デモンストレーションが行われ、森林資源の活用方法が紹介されました。参加者たちは、木育マイスターの指導のもと、トドマツを使って“バードコール”を作る体験にも挑戦。自然に親しむ貴重な機会となりました。
参加者の感想
児童たちは「しっかりと育ってほしいな」と苗木への期待を寄せ、さらに「楽しかった」、「音が鳴った時、とても嬉しかった」といった感想を述べました。木育マイスターからは、地域の木や森への興味を持ち、将来的に環境を大切にしてほしいとのメッセージもありました。
「ほっかいどう企業の森林づくり」への取り組み
エステーは、2011年から「クリアフォレスト事業」を進め、北海道のトドマツから抽出した成分が空気の浄化に寄与することを目指しています。この植樹活動や木育教室は、将来的な環境保護の基盤を築くものです。現在、北海道の森林は国土の約四分の一を占めており、その重要性は年々増しています。
「ほっかいどう企業の森林づくり」は、社会貢献活動の一環として森林整備を行い、地域活性化を目指しています。エステーはESG(環境、社会、ガバナンス)に基づいた取り組みを今後も続け、地域社会と共に成長していく姿勢を示しています。
これからも、エステーの森林づくり活動に注目です。