リモハブと健康
2025-08-04 09:42:21

遠隔医療『リモハブ』が「健康ハートの日2025」を応援

毎年8月10日は「健康ハートの日」として、日本心臓財団が心疾患の啓発を目的に設けた日です。この日は、810(ハート)と読まれ、全国各地でさまざまなイベントが開催されます。今年も「健康ハートの日2025」と題して、多くの活動が予定されており、特に注目されるのが『リモハブ』の参画です。

株式会社リモハブは、心疾患に特化した遠隔医療を手掛ける企業で、代表の谷口達典医師は、心臓疾患の啓発プロジェクトに賛同し、その趣旨を支援することを表明しました。谷口医師はこれまでに多くの心疾患に苦しむ患者やその家族を見てきた経験から、このプロジェクトが全国の人々に心臓の健康について考えるきっかけになることを願っています。

今年の「健康ハートの日2025」では、全国の名所や協力施設が赤色にライトアップされ、その中で実施されるフォトコンテストが大きな見どころです。赤の灯りを見かけたら、自分自身の心臓の健康状態にも目を向けてみてください。

心疾患は、日本国内での死亡原因の第二位を占めており、特に心不全は患者数が約120万人に達する深刻な問題です。このような中、リモハブは自宅で医療従事者の監視のもと心臓リハビリテーションを行うための遠隔システムを開発し、実施を広めています。このリモハブを利用した心臓リハビリには、運動療法を中心とした包括的なプログラムが含まれており、心不全患者の再入院率を低下させる効果が報告されています。

人口の高齢化が進む中、在宅での心臓リハビリを行うことにより、アクセスの難しい患者にも医療の継続的な支援を提供します。しかしながら、現状では後期回復期における心臓リハビリの外来実施率はわずか7.1%と低い数値にとどまっています。これは高齢者や病院からの距離による通院の難しさが一因です。

リモハブはこの課題に取り組み、患者が自宅で安全に心臓リハビリテーションを受けられるシステムの普及を目指しています。これにより、心疾患を持つ患者の生活の質や予後の改善を目指す取り組みを進めています。

また、公式ウェブサイトでは「健康ハートの日」に関連するイベント情報やライトアップスポットの詳細が掲載されるため、ぜひご確認ください。この取り組みを通じて、全国の皆さんが心臓の健康を意識し、より良い生活を送るきっかけになりますように。


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