環境教育の新たな一歩
2025-07-11 15:40:48

札幌市が環境教育の未来を築く協定を締結

札幌市が環境教育の未来を築く協定を締結



2025年7月26日、札幌市は環境教育や環境学習の推進に関して株式会社アドバコムおよび札幌市小中学校環境教育研究会との連携協定を締結します。この協定の目指すところは、持続可能な社会の実現と子どもたちの環境意識を高めることです。

環境教育推進の背景


札幌市は2019年に改定された「札幌市環境教育・環境学習基本方針」に基づき、環境についての理解を深める取り組みを進めています。この基本方針により、子どもたちが自発的に考え、行動できる力を育むことが目的です。今後より実効性を持たせるため、環教研の設立や「エコチル」の創刊20年を機に、教育と行政、企業が役割を分担し連携を強化していくことが求められています。

環教研の成り立ち


環教研は2025年に設立予定で、札幌市内の現役教員が集まる研究団体です。文部科学省や環境省とも連携し、小中学校の環境教育をより豊かにするための研究に取り組みます。この団体は、多様な主体との協力のもと、先生方の資質向上を目指し、児童・生徒の活動機会を広げることを目指しています。

協定締結式の詳細


協定締結式は大和ハウス プレミストドームで行われ、時間は12時から12時25分までです。ここでは、協定の意義や、取り組む三者の紹介が行われ、参加者によるあいさつや署名が行われます。また、「未来を守るパネル」の掲示やフォトセッションも予定されています。

環境広場さっぽろ2025の開催


この締結式は、同じ会場で開催される「環境広場さっぽろ2025」の一環として実施されます。このイベントは、地域の環境への取り組みを広く知ってもらう機会になると共に、様々なプログラムが展開されることが期待されています。

子ども環境情報紙「エコチル」


「エコチル」は、2006年に創刊され今年で20年を迎える子ども向けの環境情報紙です。北海道を中心に全国で毎月約146万部を無料配布し、小中学校での環境教育の取り組みを支援しています。この活動は、子どもたちの環境意識を高め、自らの行動につなげる重要な役割を果たしています。

株式会社アドバコムの取り組み


株式会社アドバコムは2001年に設立された広告代理店で、環境教育に関するプロモーション活動を展開しています。これまで政府機関や自治体から数々の表彰を受け、持続可能な社会を実現するための様々な活動を行っています。環境やSDGsに関連した連携を強化することで、地域に根ざした社会課題の解決に貢献しています。

まとめ


今回の協定締結は、札幌市の未来を担う子どもたちのための重要な一歩です。持続可能な社会を築くためには、こうした環境教育が不可欠です。協力体制が強化されることで、子どもたちが自薦的に環境に対する意識を持ち、新しい価値観を形成していくことが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 子ども 環境教育 エコチル

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。