函館工業高校での生成AI活用
函館工業高等学校では、株式会社TENHOの協力を得て、生成AIを用いた探究学習の授業が行われました。この授業は、文部科学省が推進する「高等学校DX加速化事業(DXハイスクール)」の一環として実施されており、学生の論理的思考力や問題解決能力の育成を目的としています。
授業の目的と目標
授業全体の目的は、質の高い探究学習を通じて創造的な思考力を育むことです。生徒たちは生成AIを使って自分自身の課題を発見し、その解決策を模索、最終的には自らの考えをアウトプットするプロセスを体験しました。これにより、技術力だけでなく、実社会で必要な思考力も養われることを期待しています。
対象学科
授業は、以下の5つの学科に所属する1年生を対象としています。
- - 電気情報工学科
- - 建築科
- - 電子機械科
- - 環境土木科
- - 工業化学科
授業内容
授業は、全4回に分けて行われました。最初の2回はオンラインで、次の2回は対面形式で実施されました。
第1回・第2回オンライン授業(2025年2月13日・14日)
- - 実施形式: オンライン
- - テーマ: 「生成AIの基礎とChatGPTハンズオン学習」「生成AIを活用したレポート作成」
- - 内容: 生成AIの仕組みについてのレクチャー及び、ChatGPTを使ったプロンプトのテクニックを実践。探究学習においてAIがどのように活用できるかを体験しました。
第3回・第4回対面授業(2025年3月17日・18日)
- - 実施形式: 対面
- - テーマ: 「生成AIを用いて自身の苦手教科を特定する」「生成AIを使って苦手教科を克服する」
- - 内容: AIとの対話を通じて、苦手教科の自己分析を行い、克服のための学習方法を共に設計しました。また、AIを活用して自律的な学びの姿勢を促進することも目指しています。
今後の展望
函館工業高校では、この授業だけでなく、教職員向けの生成AI研修も実施予定です。生徒だけでなく、教職員のAIリテラシーを高め、より良い授業設計や校務に向けての活用を促進することで、学校全体のDX化をサポートしていきます。
また、株式会社TENHOはDXハイスクールをはじめとする全国の教育機関に対しても、生成AIを活用した探究学習支援を拡大していく方針です。AIを通じて学生の自律的な学びを支援し、創造力や問題解決力を育むことに貢献します。
TENHOについて
株式会社TENHOは、独自の「GENEサイクル」という教育フレームを利用し、学校教育や自治体、企業における生成AIの活用を支援しています。生成AIの導入支援や研修、アプリ開発、メディア運営を通じて、持続可能なデジタル人材育成を目指しています。詳細については、TENHOの公式ウェブサイトをご覧ください。