三重県大紀町とエスプールがゼロカーボンシティを目指して連携
三重県大紀町と株式会社エスプールは、ゼロカーボンシティの実現を支援するための包括的連携協定を締結しました。この協定における主な目的は、地域資源を最大限に活用し、脱炭素を目指す取り組みの推進です。
協定締結の背景
エスプールは、自治体向けに特化した脱炭素支援事業を展開しています。CO₂の排出量の算定や温暖化対策の計画策定、さらには地域課題解決のための脱炭素地域づくりを支援することに力を入れています。一方の大紀町は、2021年4月に近隣の6町とともに「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、次世代に向けた健康で安心な暮らしを実現できる環境作りに取り組んでいます。
こういった背景から、エスプールは大紀町と包括的連携協定を締結し、具体的な支援を行うことが決まりました。この提携は全国で29件目、三重県内では2件目の協定となります。
連携に基づく具体的な取り組み
この協定に基づき、エスプールは大紀町のゼロカーボンシティ実現に向けた様々な支援を行います。その内容は、中長期的な観点から見た計画の策定から実行まで包括的に支援することです。例えば、豊富な地域資源である森林や河川、日射などを最大限に活用するための調査と提案を実施します。
さらに、温暖化対策の実行計画を推進するための助言も行うほか、住民や地元事業者へ環境活動を普及し、啓発する活動も実施します。
今後の展望
大紀町は、地域特性を活かした活動を進めており、エスプールとの連携により、さらに実践的な取り組みが期待されます。地域資源をフル活用することで、環境負荷を減らし、持続可能な社会の実現へと繋げていくことでしょう。
本提携の成果が地域全体に波及し、ゼロカーボンシティへの道筋を築くことが期待されています。今後の進展にも注目が集まります。
連絡先
株式会社エスプール
自治体環境みらいカンパニー
山口 夏姫
TEL: 03-6853-9416
E-mail:
[email protected]
HP:
エスプール公式サイト