『やきとり大吉』の新しいフランチャイズモデル
株式会社エターナルホスピタリティグループの傘下で、やきとり料理を提供する『やきとり大吉』を展開するダイキチシステム株式会社が、地域密着型の新しいフランチャイズ(FC)方式を7月1日より導入しました。その名も「地元でリース方式」。この新しい取り組みは、独立を希望する人々が、現在住んでいる地域や地元に戻って開業できる特徴を持ち、起業の夢を実現しやすくするものです。
地元に密着したビジネスモデル
「地元でリース方式」の最大の魅力は、生活基盤を変えずに愛着のある街で開業が可能な点です。これまでのフランチャイズモデルでは、店舗を借りる際に店主が出店地域を選択できないことが多かったのですが、新方式では自身の根ざした土地での出店が実現します。例えば、子育てや親の介護で地元に留まっている方や、Uターン就職を希望する方々にとって、大いに役立つサービスです。
ダイキチシステム株式会社では、低資金での開業を後押しするために、「リース方式」「エリア指定リース方式」「地元でリース方式」の3つの選択肢を用意しています。このことで、より多くの独立希望者が開業に向けた第一歩を踏み出すことが可能となります。
焼き鳥業界の新たな可能性
1977年に創業した同社は、現在国内外で約500店舗を展開しており、地域に根付いた経営を目指しています。『やきとり大吉』は、地元の食材を活かしつつ、さらなるブランド活性化に向けた取り組みも進めています。2022年から始まった“第二の創業”プロジェクトでは、従来の店舗デザインを一新し、モダンなスタイルの新店舗『白い大吉』を導入。これにより、幅広い世代から支持され、2027年には50周年を迎えることが期待されています。
新しいフランチャイズパッケージの特徴
新たに加わった「地元でリース方式」は、加盟金が99万円からスタートし、初期投資を抑えた開業を実現します。また、心配されがちなロイヤリティも売上に変動しない固定額で提示されるため、安心してビジネスを運営できる点も魅力的です。さらに、3ヶ月の研修プログラムにより、直営店のノウハウを活かした実践的なビジネススキルを学ぶことができます。
ダイキチシステムは「起業の夢をあと押しし、集うすべての人を笑顔に!」を掲げ、地域に根付いた焼き鳥店を通じた新しい雇用機会の創出にも力を入れていきます。地元の人々に愛されつつ、次世代の手で新たなビジネスモデルを構築していく『やきとり大吉』の今後に、ぜひ注目してみてください。彼らの取り組みが、地域の活性化にどのように貢献するのか楽しみです。