清田高校が展開するフェアトレード紅茶プロジェクト
どんなイベントが行われるの?
2025年7月12日(土)、札幌市立清田高等学校にて、第50回学校祭が開催されます。この特別な日には、北海道唯一のフェアトレード認定校である清田高校の生徒たちが、札幌のIT企業プロテック株式会社とコラボレーションして開発したフェアトレード紅茶の販売を行います。この取組は、国際協力について学び、それを実践に移す貴重な体験となるでしょう。
フェアトレード紅茶の魅力
此次に販売される紅茶は、インドのダージリンとスリランカのディンブラの2種で、いずれも40g入り900円(税別)で提供されます。パッケージデザインは、札幌の就労継続支援B型事業所に所属する利用者のアート作品から選ばれ、一票投票によって決定されました。このように、ただの紅茶売りではなく、地域のつながりと支援が見える形で展開されています。
教育と社会貢献の架け橋
プロテック株式会社は、社会と福祉に貢献するIT企業として知られ、就労支援施設との連携を重視してきました。彼らの目指す「誰もが社会に参加し、活躍できる社会の実現」の一環であり、フェアトレード紅茶の取組は福祉施設の利用者へ新たな雇用を創出することにもつながるのです。また、今回の販売活動は高校生にとって実践的な学びの場となり、エシカル消費を促進する機会にもなります。
学校祭の詳細
- - 日時: 2025年7月12日(土)一般公開 9:45~14:00
- - 場所: 札幌市立清田高等学校 3階 地理教室
- - 販売内容: フェアトレード紅茶、エシカル商品、エシカルアイスコーヒー、エシカルプリンなど
地域とのつながりを深める活動
清田高校は、今回の学校祭を通じて、地域の人々に国際的な問題やエシカル消費について考えるきっかけを提供します。学生たちは、札幌市内のフェアトレード専門店を訪れて紅茶を試飲し、実際の販売に向けた準備を細かに進めています。彼らの積極的な参加は、消費者の意識を高める手助けにもつながることでしょう。
プロジェクトの進捗と今後の展望
プロテック株式会社のOmusubi事業部は、2024年9月から就労支援事業所で作られた商品を集めたECサイトの運営を開始し、フェアトレード紅茶のような商品を一般の方々に広めています。また、2025年12月には道産素材を用いたフレーバー紅茶の販売も考えられています。
まとめ
清田高校の生徒たちが運営するフェアトレードショップでの紅茶販売は、彼らの学びを結果に変える素晴らしい機会であり、興味深い社会貢献活動と言えるでしょう。また、この活動を通じて、地域社会にも広がりを見せることが期待されます。皆さんも是非、清田高校の学校祭に足を運び、フェアトレードの輪を一緒に広げてみてはいかがでしょうか?