名古屋大学寄付で受章
2025-07-25 10:23:03

名古屋大学への寄付が紺綬褒章を受章、未来の自動車開発を後押し

名古屋大学への寄付がもたらした光と影



当社は2024年、名古屋大学への寄付に対して名誉ある紺綬褒章を受章しました。この賞は、公益のために私財を寄付した個人や団体に贈られるもので、国からの正式な評価を受けることとなります。受章式は2025年7月22日に名古屋大学で行われ、代表取締役社長の冨永宏氏が、大学院情報学研究科長の北栄輔氏から褒状を受け取りました。

当社は長年にわたり、名古屋大学との産学連携を推進してきました。この度の寄付金を原資に設立されたのが「名古屋大学 大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センター クレスコSDV研究室」です。この研究室では、自動車業界の未来を見据えたAPI(Application Programming Interface)を策定するプロジェクト「Open SDV initiative」が進行中で、2025年7月4日現在、59社がこのプロジェクトに参加しています。これは業界全体としての強固な協力関係を築き上げることに寄与しています。

SDV(Software Defined Vehicle)とは、外部との双方向通信機能を持つソフトウェアで自動車が制御される新しい形の車両です。これにより、販売後でも機能や性能を拡張することが可能になっています。この分野への投資と研究は、未来のモビリティ社会に大きな影響を与えることが期待されています。

また、2025年4月には名古屋大学大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センターのセンター長である高田広章氏を当社の技術顧問に迎えました。定期的に情報を共有しながら、モビリティデジタルトランスフォーメーション(DX)領域におけるビジネス拡大のための戦略を議論し、人材育成にも力を入れています。

当社は名古屋大学とのさらなる連携を通じて、次世代自動車の開発を牽引し、業界や社会へ貢献していく所存です。この寄付を基にした協力関係が、未来の自動車社会の実現にどう貢献していくのか、ますます楽しみです。今後の展開に注目しましょう。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 名古屋大学 自動車開発 紺綬褒章

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。