カナダの若手リーダーが日本を訪問
2025年11月、カナダから5名の若手リーダーが東京都と北海道を訪れ、日本の文化や歴史について学ぶ貴重な機会が実現します。このプログラムは、外務省が推進する「対日理解促進交流プログラム カケハシ・プロジェクト」の一環として行われ、カナダの社会の多様な視点を持つ若手社会人に焦点を当てています。
プログラムの概要
カナダからは大学院生1名と若手社会人4名が派遣され、日本の歴史、文化、経済など多岐にわたる分野での学びを深めます。彼らは東京都と北海道で、さまざまな視察や交流を通じて、現地の状況や風土を理解することを目的としています。
主なスケジュール
- - 11月24日(月): 来日し、参加者ブリーフィングを実施。
- - 11月25日(火): 駐日カナダ大使館や日本経済団体連合会、皇居の視察が行われます。
- - 11月26日(水): 国会議事堂やDMZ Japan合同会社、深川江戸史料館を訪問し、外務省への表敬訪問も予定されています。
- - 11月27日(木): 東京都から北海道へ移動し、ウポポイ(民族共生象徴空間)を視察します。
- - 11月28日(金): 赤レンガ庁舎・北海道庁の訪問の後、酪農学園認定ベンチャーとの意見交換も行われます。
- - 11月29日(土): 再度東京都に移動し、浅草を視察した後、茶道の文化体験を行います。
- - 11月30日(日): 最終日は報告会を経て帰国の途につきます。
目的と意義
このプログラムは、カナダの参加者に対し、日本の政治や経済、そして伝統文化に対する理解を深めることを目指しています。特に北海道では、アイヌ文化についての学びを通じて、地域文化への理解を深めたり、人との交流を促進する重要な役割を果たします。これにより両国の友好関係をより強固なものにすることが期待されます。
JICEのサポート
このプログラムは、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)が企画と運営を担当しています。「カケハシ・プロジェクト」では、日本への関心を高めるための各種活動を行っており、参加者には、日本と北米地域間の交流を図る重要な役割が与えられます。
お問い合わせ先
本件に関する質問や詳細については、JICEの国際交流部に問い合わせることができます。彼らの取り組みを通じて、日本の魅力を世界に発信し、国際交流の推進に貢献しています。たくさんの人々に理解されるこのプログラムが、今後の国際的な関係を更に強化する一助となることを願っています。