北大発スタートアップAWLがCVPR 2025で基調講演を行います
AWL株式会社(本社:東京都千代田区)は、画像認識技術の最前線を担う企業であり、2024年には「大学発ベンチャー表彰」を受賞しました。この度、取締役CTOの土田安紘が、米国テネシー州ナッシュビルで行われる「Computer Vision and Pattern Recognition Conference 2025」(以下、CVPR 2025)のワークショップにて基調講演を行うことが決定しました。
CVPR 2025の開催概要
CVPRは、コンピュータ・ビジョン分野における世界最高峰の学会であり、今年で42回目を迎えます。この国際会議は、画像認識技術の先端で活躍する研究者や業界リーダーが一堂に集まる貴重な場です。土田安紘の基調講演は、現地時間の6月12日に予定されており、AWLはこのワークショップのスポンサーとしても参加します。
ワークショップの内容
土田が発表を行うワークショップ「Domain Generalization: Evolution, Breakthroughs and Future Horizon」は、アラブ首長国連邦(UAE)のMohamed bin Zayed UniversityのMuhammad Haris Khan博士やインド工科大学ボンベイ校のBiplab Banerjee博士など、国際的に著名な研究者らが共催します。このフォーラムでは、AIシステムの堅牢性を向上させるための最新技術や革新的なニューラルアーキテクチャについて議論されます。
土田安紘の基調講演の内容
土田安紘は、「Advancing Edge AI and Video Analysis Technology: AWL's Global Impact and Real-World Implementation」というタイトルで基調講演を予定しています。この講演では、AWLが手掛ける最先端のエッジAI映像解析技術について詳しく説明されます。特に、日本の小売業での成功事例を取り上げ、どのようにコスト効率とエネルギー効率を同時に向上させたのか、その具体的な取り組みが紹介されます。
土田は、AWLの革新的な技術「AWL Engine」についても言及し、その技術が環境変化に対応しつつ、AIモデルの精度を維持する手法を解説します。この技術によって、業界全体に大きなインパクトを与えていることが強調される予定です。
AWL株式会社の背景
AWLは、少子高齢化や人手不足が深刻化する北海道を拠点とし、ドラッグストアチェーン「サツドラ」と提携して最適なAIソリューションを提供しています。特に、独自のAI技術は「人の目」を補完し、リアルタイムで実空間を可視化する能力を持っています。さらに、グローバルに優秀な人材を確保するために積極的な採用を行っており、現在では約9割が外国籍のエンジニアで構成されています。
AWL株式会社は、テクノロジーの発展だけでなく、社会問題解決にも積極的に取り組んでいます。その姿勢が、今後どのように発展していくのか、CVPR 2025での土田の講演は、多くの関心を集めることでしょう。
最新情報はCVPR 2025の公式ホームページにて確認できます:
CVPR 2025ホームページ、およびワークショップの詳細は
こちら。