レジ袋有料化から6年が経過
2020年7月から始まったレジ袋有料化が、私たちの買い物スタイルや環境意識にどのような影響を与えているのか、株式会社mitorizが実施した調査結果に基づいて紹介します。調査は3,004人の消費者を対象に行われました。
レジ袋を購入しない人が82.6%に
調査によると、レジ袋を購入しないと回答した人は82.6%に上ります。具体的には「全く購入しない」と答えた人が54.3%、また「あまり購入しない」が28.3%であり、全体の82.6%が日常的にレジ袋を手にしていないことが明らかとなりました。これに対し、「時々購入する」と回答した人は11.9%、さらには「よく購入する」が3.3%、ほぼ毎回購入するのは2.2%という結果でした。特に目を引くのは、レジ袋を購入することに対する抵抗感が43.5%に達し、その多くが何らかの形で購入をためらっている様子です。
エコバッグの活用が広まる
レジ袋の有料化によって、買い物行動にも変化が見られます。77.9%の人がエコバッグを利用するようになったと回答しており、約8割がエコバッグを使っていることがわかります。また、自宅からレジ袋やビニール袋を持参するようになったという人も31.4%、袋を使わずにそのまま持ち帰る機会が増えたという人も20.6%でした。これらの結果から、レジ袋に依存しない新しい買い物スタイルが広がりつつあることは明らかです。
環境保全への実感も高まる
環境への影響についての回答では、61.9%の人々が「効果があった」と感じていることが分かりました。特に年齢層が高いほどその実感が強く、60代以上では71.0%に達する一方で、30代や40代では50%台であることが調査から明らかになっています。このように、年代によって感じ方に差があるものの、全体としての意識向上は着実に進んでいると言えるでしょう。
エコバッグの利用率
現在、エコバッグを利用している人は92.2%にも達しています。さらに、その使用を始めたタイミングについては、半数以上がレジ袋有料化をきっかけにエコバッグを使い始めたとしています。次いで、レジ袋有料化以前からエコバッグを使用していた人が44.2%にのぼることも注目されます。
まとめ
レジ袋有料化から6年が経ち、多くの人がエコバッグを利用する新たなライフスタイルを定着させています。この変革は単なる買い物方法の変更にとどまらず、環境保全への意識も高める結果をもたらしました。これからも、持続可能な社会を目指す活動が続くことを期待したいものです。
調査の概要
調査は2026年6月16日から6月18日の期間に行われ、mitorizの消費者購買データサービス「Point of Buy®」会員から3,004件の有効回答を得ています。これにより、消費者の実態を把握し、今後のマーケティング戦略にも役立てられることが期待されています。