高校生が海の課題解決
2025-11-18 07:32:22

全国高校生が挑んだ海の課題解決コンテスト、北海道小樽水産高校が優勝!

LOCAL FISH CAN グランプリ2025、北海道小樽水産高校が栄冠に



2025年11月16日、東京都中野区で開催された「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」において、北海道小樽水産高等学校が見事にグランプリを獲得しました。このコンテストは、全国の高校生が地域海の課題を解決するための商品アイデアを競い合うもので、今年は61チームがエントリーしました。

グランプリの栄冠を勝ち取った小樽水産高校の挑戦



北海道小樽水産高校のチームは、シイラを使用したオリジナル商品「おいしいら」(魚醤)を開発しました。この商品は、「美味しさ」と「海の課題解決」の両方を実現できるアイデアとして高く評価され、グランプリに輝きました。生徒たちは、地域の特産品であるシイラの価値を再認識し、その持続可能な利用を提案することで、地域の海の豊かさを伝えようと努めました。

アイデアコンテストの開催背景



「LOCAL FISH CAN グランプリ」は、一般社団法人ローカルラボが主催し、海と日本PROJECTの一環として実施されています。目的は、次世代に美しい海を引き継いでいくこと。高校生たちは、地元漁業の課題を調査し、商品化する過程において、多くの学びと経験を得ています。特に、今年は11月16日に行われた決勝大会では、最終的に選ばれた9チームがプレゼンテーションを行い、商品試食を通じて審査が行われました。

決勝大会の様子



約4時間にわたる決勝大会には、出場校9校が参加しました。審査員たちによる熱心な質疑応答や、商品の試食を交えたプレゼンテーションがありました。生徒たちの情熱を感じさせる発表は、会場を盛り上げ、それぞれの地域の海の課題についても深く考えさせられる機会となりました。

優秀賞には、徳島県立小松島西高等学校が「阿波乃黒鯛柚子味噌茶漬け」で受賞しました。また、敢闘賞や友票を受賞した商品もあり、出場校全体が素晴らしい成果を収めました。

地域と共に寄り添ったプロジェクト



このプロジェクトは、地域の海の環境を守り、地元の特産品を広めることを重視しています。参加した高校生たちは、自分たちの地域が抱える海の問題を真剣に考え、解決策を見出そうと努力しています。こうした活動は、今後の未来の漁業や社会にとっても、大きな影響を与えることでしょう。

締めくくりとして



「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」は、アイデアや発想が海の未来を形作る重要な取り組みです。このような取り組みを通じて、地域の若者たちが海を大切に思う気持ちを育て、将来の課題解決に寄与できるよう、一層の支援が期待されます。地域の特産品を通じた新しい文化の創造と、次世代への継承が、未来の豊かな海を育む一翼を担うことを願います。今後も各地の高校生たちの活躍に大いに期待しています。


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