築古ビルの再生と運営の新たな形を描く「SHIFT HOTEL Shibuya Hatagaya」

具体化する新たなホテル事業モデル - SHIFT HOTEL Shibuya Hatagayaの魅力

大きな社会問題への取り組み

近年、全国的に課題となっている遊休不動産の再活用。この状況を打破するために、株式会社SQUEEZEと株式会社リアルゲイトが共同で進める新しいプロジェクト「SHIFT HOTEL Shibuya Hatagaya」が2026年に開業予定です。築古ビルの再生とホテル運営を掛け合わせたこの試みは、特に都市での再生・運営モデルとして注目されています。

SHIFT HOTEL Shibuya Hatagaya とは

東京・渋谷の幡ヶ谷に位置するSHIFT HOTELは、「SHIFT＝変化」をテーマに、宿泊者がライフスタイルに合わせた多彩な滞在を楽しめる都市型ホテルです。家族や友人とのグループ旅行に対応した客室に加え、長期滞在に最適なキッチンや洗濯機などの設備も充実しています。また、地域とのつながりを大切にし、「幡ヶ谷マップ」を通じて地元の飲食店やショップを紹介しています。

このプロジェクトは、リアルゲイトの築古ビル再生の豊富な経験と、SQUEEZEの省人化・DX（デジタルトランスフォーメーション）運営モデルが融合した「築古コンバージョンホテル」として位置づけられ、持続可能な運営を実現します。

地域に新たな価値を創出する「THESTEPS」

SHIFT HOTEL Shibuya Hatagayaは、2025年にオープン予定の複合施設「THESTEPS」の別館として展開されます。本館にはシェアオフィスや店舗が並び、地域の拠点としての役割も果たします。「Sedai Coffee」や「hebeerryk! wineshop」といったテナントが出店し、幡ヶ谷の街と人を結ぶ新たな流れを生み出すことが期待されています。

産業の未来を見据えた両社のコラボレーション

リアルゲイトの代表取締役岩本裕氏は、「SQUEEZE社とは長年の信頼関係を築いて来ました。築古コンバージョンホテルに共に挑戦できることをとても嬉しく思っています。街に新しい価値を提供したい」と述べています。一方、SQUEEZEの舘林真一氏も「まちとホテルの境界をなくす挑戦の始まりです。地域とのつながりを大切にしながら新しいホスピタリティを創造したい」と意気込みを語りました。

省人化のための運営モデル

SQUEEZEは、SHIFT HOTELの運営において、企画や設計段階からレイアウト考案、システム導入、開業後のマネジメントまでを一貫して支援します。特に小規模スケールでも継続的な運営が可能なモデルを追求しており、その基盤には独自の宿泊管理システム「suitebook」があります。これにより、現場のオペレーションと経営データを統合し、効率的かつ効果的な運営が実現されます。